9/20(土) プレシーズンゲーム vs.ファイティングイーグルス名古屋 試合レポート
プレシーズンゲーム概要
対戦相手
ファイティングイーグルス名古屋(B1 西地区)
開催日時
2025年9月20日(土) 15:05 TIP OFF
会場
北海きたえーる
試合結果
北海道 80-85 FE名古屋
北海道【Q】FE名古屋
20【1Q】18
13【2Q】16
19【3Q】22
28【4Q】29
試合後コメント
トーステン・ロイブルHC

「今日の試合の前半は、オフェンスのリズムがまったくなく、それにも関わらず前半終了時点では1点差でした。
前半はチームのシュートの確率が30%くらいで、そのような確率でプレーをしてしまうと、20-30点くらいの差がつくものですが、今日は幸いでした。
後半はやや改善しましたが、シュート確率が試合を通して良くなく、最後は追いつけるような状況もありましたが、途中で差がついたこともあり、厳しい結果となりました。
今日はオフェンスでのボールの動きが課題の一つだったと感じています。
試合を積み重ねていくなか、試合毎に違った課題が出ています。
前回はリバウンドが課題でしたが、今日はオフェンスリバウンド含めて数も取れており、総合的に良かったです。
今日はターンオーバーが20近くあり、相手の得点の半分はターンオーバーからの得点で、そこが大きな敗因だと思います。
Q. 今日の試合での収穫は
一つ改善されたのは、フルコートで相手にプレッシャーをかけて押し込んで、そこからセカンドチャンスを自分たちのものにすること。
オフェンスリバウンドも20本取れていますし、相手が得点を多く入れているような印象かもしれませんが、セカンドチャンスポイントは相手の倍以上です。
そこはこれまでの実戦での課題だったのですが、今日は良い形でフルコートのタグアップディフェンスができていたので、今後も継続していき質を上げていくことで、勝つチャンスを増やせると思っています。
ただ、今日の課題のターンオーバーは質が悪く、総合的なディフェンスは悪くなかったのですが、相手の選手にパスをしてしまうなどの内容が大きく結果に響いたと思います。
Q. 今日の試合には富永選手は出ませんでしたが、そのことによるプランの変更などありましたか
足の状況は日に日に良くなってきているので開幕には間に合うのではないかと思います。
富永選手がコートに立てないことで試合自体が別の物のような試合になってしまうのが現状で、彼がいないことによってスペースも通常以上にない状況した。
今日の試合に関しては、シュートを打たなければいけない選手全員の確率が良くありませんでした。試合の大半の時間は外からのシュートが入っていませんでした。
富永選手がいないからといってそのような状況は厳しく、言い訳にはできません。
ただ、ポジティブな内容もあって、菊地選手のパフォーマンスも良かったですし、特に星野選手はしっかりPGの役割を果たしながらスタッツも残し、ステップアップしてくれました。今日のMVPを挙げるとすれば彼の名前を挙げたいと思います。
キープレーヤーが何らかの理由でプレーできないときこそ他の選手がステップアップしなければいけないので、それぞれの進化を期待したいです
Q. FE名古屋のプレッシャーに対して
明日のゲームに向けて準備する時間が限られていますが、相手のプレッシャーに対応してプレーすることが大事です。
プレシーズンでフィジカルにプレッシャーをかけてくるチームと対戦できることはチームにとってプラスだと考えています。
プレッシャーの強い相手に対してどのように自分たちがプレーできるのか、居心地の良いプレーができない方が色々課題が見えてきますし、選手たちも感じていることが多いと思いますので、明日はより改善していきたいと思います。
Q. 勝ち切るために必要なこと
ノーマークのシュートを決めきることが大事かなと思います。
プレッシャーに対して慌てることがあるので、落ち着いてプレーすること、自信を持ってプレーすることも大事です。
明日の試合に関しては、今日よりシュートの確率は上がると思っていますし、自信を持ってプレーして欲しいです。
課題ばかり見えるかもしれませんが、良いところも見えています。
自分たちの良さを忘れないことが大切ですし、成長するためには我慢が必要です。
成功するにはスプリントとは違いマラソンのように時間がかかります。
急激に良くなることはなく、少しずつステップを重ねていくことが現実的ですし、チームは少しずつ、確かにステップを踏んでいます。」
#2 ドワイト・ラモス選手

「FE名古屋は、アタックするポイントガードや強力なインサイド、外も打てるフォワードタイプの外国籍選手がいて、そのコンビネーションで戦ってくるチームです。
こういったスタイルのチームはBリーグの中でも多いので、今日の対戦はチームとして開幕を前に良い経験になりました。
何が通用して何が通用しないかを試すという意味で、学びのある試合でした。
プレシーズンゲームなので、リーグ戦のように公式な勝敗はカウントされませんが、ホームで試合をする以上、結果もきちんと求めたいです。
チームとして諦めるようなことは絶対にしてはいけないですし、明日は勝利を届けられるように頑張りたいです。
Q. 今日は富永選手が不在でしたが、ラモス選手自身が心がけていたことは?
自分としては、誰がいる、いないに関わらず、常に同じパフォーマンスを出せるように心がけています。
Q. 今日はターンオーバーの多さが目立ちましたが、その点について
プレー自体が悪かったというよりは、チームとしてプレーを遂行できなかった場面が多かったと思いますが、それを知るためのプレシーズンゲームだと思っています。
今日のようなターンオーバーは最小限にしたいですし、明日はこのターンオーバーの部分と、今日のようにリバウンドで優位に立つことができれば、勝つチャンスは十分あると思います。
Q. いよいよシーズン開幕が近付いてきましたが、ファンへのメッセージ
開幕からAWAY5連戦となるタフなスケジュールからスタートしますが、HOME/AWAY関わらず、チームとして全力を尽くしたいと思います。
そしてまた、10月18日に北海きたえーるでファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。」
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