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レバンガ北海道

LEVANGA HOKKAIDO

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株式会社レバンガ北海道 2025年6月期(第15期) 決算情報

いつもレバンガ北海道への全“緑”応援をありがとうございます。
このたび、株式会社レバンガ北海道 第15期決算発表を行いましたので、以下の通りご報告させていただきます。

Bリーグ9年目の第15期決算において、B.LEAGUE PREMIER参入決定というターニングポイントを迎えた年であり、クラブの価値を次のステージへと引き上げ、平均入場者数においてもクラブ創立以降、過去最高を更新することができました。
エスコンフィールドHOKKAIDOでの国内初のバスケットボール公式戦開催では、1万9000人超の入場者数達成という歴史的成果を実現し、バスケットボールの新たな可能性を切り拓く革新的なチャレンジであり、クラブの企画・運営・発信力が確かな実を結んだ象徴でもあり、2024-25シーズンのB.LEAGUE AWARDにおける「ココロ、たぎる。」賞を受賞させていただきました。

特に入場者数に関しては、昨対比116.8%とクラブ創立はじめての平均5,378人のお客さまにお越しいただくことができました。その他の売上に関しても営業収入・興行収入といった事業の柱に関して、過去最高の売上を達成できたことが付随するFCやMDといった事業収入も大きく目標を超えた達成をすることができた要因であったといえます。
 
最終的な利益に関しては、目標の数字には届きませんでしたが、B.LEAGUE設立以降、9期連続の黒字化を果たし、あらためて皆様のご支援に感謝するとともに、厳しい戦績ではあったものの、知恵と工夫を凝らし、チーム・スタッフ全員が使命感を持って取り組んでくれた結果だと思っています。
その他、CSR活動である「LEVANGA ACTION(レバンガアクション)」に関しても、寄贈ボールが3500球を超え、創立以来の悲願でもあった屋外バスケットボールコートの設置も達成することができました。
チームは残念ながらCSには進出できませんでしたが、3シーズンぶりに勝率3割を超え、新たなシーズンに可能性を感じさせる戦いをしてくれました。

今シーズンも引き続き、皆さまに楽しんでいただける会場づくりや目標達成に向けてクラブとして邁進してまいりますので、今後ともレバンガ北海道への全緑応援のほど、よろしくお願い申し上げます。

2025年9月24日
株式会社レバンガ北海道
代表取締役副社長 横田 陽

 

決算概況

9期連続黒字化達成

売上高    :1,545,191,028円 (前年比107%)
経常利益   :     12,290,716円 (前年比113%)
当期純利益  :       9,314,316円 (前年比191%) ※すべて税別表記

売上高推移

2024-25シーズン 入場者数

総入場者数  : 161,342名
平均入場者数 : 5,378名
エスコンフィールド北海道でBリーグ歴代最多観客数 19,462名を達成!
B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25 「ココロ、たぎる。賞」受賞

2023-24シーズンに比べ、男女構成比に大きな変化はありませんでした。
(2023-24シーズン男性来場者: 43.2% 女性来場者:55.4%)
年代構成比では全年代で来場者が増加しました。特に積極的なボール寄贈および学校訪問の活動により「ヤングファミリー層(23~29歳)」の構成比(昨対比:129%)が高まり来場者数の増加に繋がりました。

 
売上高構成比率

広告料収入

売上高:728,780,424円(前年比 110%)

・一昨期は桜井良太の引退試合による協賛などがあり、当該スポット協賛が見込めない中での110%増は、積み上げてきたパートナー企業との関係地の中での既存売上を伸ばすとともに、新規営業に関してもB.PREMIER参入というポジティブな話題なども活かし、大型協賛というよりも新たな掘り起こしにより新規パートナーを獲得するなど、営業収入は過去最高となりました。

 

興行収入

売上高:325,855,787円(前年比 116%)

・2024-25シーズンの興行収入は 325,855,787円(前年比116%) と大きく伸長しました。その背景には、エスコンフィールド北海道での開催による話題性と過去最多19,462人の動員に加え、潜在的な客層を顕在化できたことや、公式LINEやSNSを活用したデジタル施策、自治体イベントや学校訪問などの地域活動を通じた新規層の開拓があります。さらに、演出や試合進行の工夫により観戦体験の価値を高め、グッズ・飲食購入を促進したことで客単価が上昇したことも収益増に寄与しました。こうした複合的な施策により、平均入場者数は 5,378人(前年比116%) と過去最高を記録し、B.PREMIER参入基準を大きく上回る成果を残しました。

 

グッズ収入

売上高:80,906,282円(前年比124%)

・2024-25シーズンのグッズ収入が伸びた背景には、まず 来場者数の大幅な増加に伴う会場販売の拡大があります。加えて、選手コラボ商品やシーズン限定アイテムの投入が継続的にファンの購買意欲を刺激しました。特に、若年層や新規ファンを意識したデザイン性の高いアパレル、アクセサリー類は好評を博しました。さらに、カプセルトイや小ロット企画の回転を速め、常に新しい商品を楽しめる仕組みを導入したこと、そして 販売ブースの拡張やキャッシュレス対応の徹底など購入体験の改善も売上増加を後押ししました。こうした商品企画と販売環境の工夫が、引退試合など単発イベントに頼らずともグッズ収入の大幅成長を支えたといえます。
 

ファンクラブ収入

売上高:33,808,680円(前年比 149%)

・2024-25シーズンにおけるファンクラブ会員数の大幅増加は、観戦体験と連動した入会導線の強化が大きな要因でした。試合会場でのブース展開やスタッフによる積極的な案内、キャッシュレス入会のスムーズな導入などにより、「観戦後すぐに入会できる」仕組みが整備されました。また、公式LINEやSNSでの継続的な入会訴求により、試合に来場していない層にも広くリーチできたことも効果的でした。さらに、特典の充実化(限定グッズ・先行販売・会員限定イベントなど)がファン心理を刺激し、会員満足度を高めつつ新規入会を後押ししました。これらの施策が相まって、従来の「熱心なコア層」だけでなく、新規ファンや若年層ファミリー層の取り込みにつながり、最終的に5,850人という過去最大規模の会員数を達成しました。

アカデミー収入

売上高:95,112,444円(前年比 115%)
バスケットボールアカデミー:80,320,924円(前年比 115%)
チアアカデミー      :14,791,520円(前年比 118%)

・国内バスケ人気の高まり(五輪・W杯や日本代表効果) を背景に、子どもたちのバスケ需要が一段と強まったことが大きな要因ですが、既存校舎の定員拡大や新規校舎の開設を積極的に進めたことで、受け皿を広げられました。
また、短期クリニックや体験会、地域イベントとの連動を数多く開催し、「まず体験してから入会」という導線を強化。特にユース世代との交流やトップチーム選手との接点を意識的に設けたことで、子ども本人だけでなく保護者層からの信頼感・安心感を高めることにつながりました。
さらに、チアアカデミーやユースとの相乗効果もあり、幅広い年代・志向の子どもたちを取り込めた点も特徴です。バスケを「習い事」以上の成長環境として位置づけ、夢や将来像を描ける仕掛けを打ち出したことが、アカデミーの大幅な伸びを支えました。

 

ユース・クリニック収入

売上高:39,259,619円(前年比 157%)

・U18チームの安定した成績と認知度向上がスポンサーや地域からの信頼を強める結果につながり、U12・U15といった下部カテゴリーとの連携や交流機会を増やしたことで、世代間の一体感が生まれ、ユース全体の魅力が高まりました。
さらに、トップチームと練習などで交わる機会を設けたことが、選手自身のモチベーション向上はもちろん、保護者や地域の理解・支持にも直結しました。そして、内藤耀悠選手のU22枠でのプロ契約という象徴的な成果は、現役ユース生に「自分もここからプロを目指せる」という希望を与え、入会希望者の増加にもつながりました。
 

イベント収入

売上高:26,380,026円(前年比 58%)

・前年は桜井良太引退試合を開催したため前年比減となりましたが、各種イベントへの依頼やクリニック事業などは前年よりも開催回数が増加し、伸ばすことができました。
 

飲食収入

売上高:132,907,240円(前年比 85%)

・2024年8月をもってキッチンカー事業を撤退したことで収入減となりましたが、全国の百貨店催事出店売上は前年比142%と大きく増加しました。

 

その他収入

売上高:82,180,526円(前年比 77%)

・B.LEAGUEからの配分金及びインセンティブを約5,800万円計上しております。
・eスポーツ収入として約1,870万円を計上しております。
・その他、ビジョンレンタル料、応援募金などを計上しております。
・前年は日本代表戦開催費があったこと、会計費目の調整などにより、前年より減少しています。
 

決算発表時の様子

INFO

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