トーステン・ロイブルHC コメント

HC

トーステン・ロイブル

「4Qで自分たちの流れに持ち込んだものの、相手のカムバックを許してしまった展開となりましたが、総合的には、ディフェンスを含めて昨日よりも良い内容の試合ができたのではないかと思います。
ただ、3PTの確率が20%を切るようでは、強豪チームに勝つのは厳しいと思います。
一方で、オフェンスリバウンドに関しては、相手に12本しか許さなかったというところと、自分たちのターンオーバーも昨日より大きく減らせたので、GAME1と比較すると大きく改善しているとは思いますが、強豪チームに勝つためには、勝つためのゲームをしないと勝利することは難しいと思います。」

Q. 相手に対して難しいと思ったポイントと、富永選手に対する激しいDFのはがしについての考えは
「正直、自分たちにとって簡単な試合はありません。
今まで勝ってきた試合も含めて、競っている試合ばかりをしていますので、相手がアルバルクであろうが、順位的に下位のチームであろうが、自分たちが何をしなければいけないかの差はあまり無いと思います。
自分たちは全試合を決勝だと思う姿勢で挑まなくてはいけないチームです。

改善していかなければいけないのは、シュートの確率と安定性の部分だと思っています。
今日も3PTの確率が20%以下で、50%入っている試合もあったりと、バラつきが激しいので、そこを起点とするオフェンスのリズムはもっと安定させなければいけません。
プレーの遂行度も、通常であれば20アシストできるにも関わらず、今日は12本に抑えられているので、より良いスペーシングやボールの動きなどのレベルを上げていけば、シュート確率も安定して上がっていくのではと考えています。

ディフェンスに関しては、このチームは全体的にサイズが小さいので、リバウンドをコントロールすることよりも、もっとフィジカルにプレーしなければいけないと思っています。

最後に富永選手の部分ですが、チームにはラモス選手、菊地選手など、外からのシュートを得意としている選手は複数名いますので、富永選手への対策にフォーカスし過ぎるよりも、彼ら全体に対するタフなディフェンスに対して、チームでボールを動かしながらスクリーンをかける形も作っていければと思います。」

Q. 確率こそ上げ切れなかったものの、フリースローをもらうことへの手応えは感じたか
「もちろんそれは感じました。
試投数を稼げたことは非常に大きい収穫ですので、そういう意味でも、今日の試合は全てが悪かったというわけではなく、選手たちは強度高くプレーできていたと思います。
クオリティの高いチームに対してフリースローを30本獲得できたことは大きいですが、昨日も今日も成功率は低かったので、そこの原因は見直す必要があると思います。」

#6 菊地広人選手 コメント

PG/SG

菊地 広人

「昨日よりはチームとして全体的にステップアップすることができ、クロスゲームに持ち込むことができましたが、試合の最終盤のところでの決定力や、自分たちのターンオーバーなど、少しの差が最後に響いてしまった試合だったと思います。」

Q. 3Qの終盤、菊地選手、市場選手、富永選手というラインナップでしたが、その場面でのHCからの指示などについて
「コートに出るタイミングで特に何か指示があったわけではないですが、自分はディフェンスでチームにエナジーを持ってくることを役割として与えられています。
スタッツにはあまり表れないと思いますが、3Qでチームとして2点差まで追いつくことができました。
その時のラインナップとしては、得点の部分では富永選手や市場選手が引っ張ってくれる分、自分はディフェンスで流れを持ってきてほしいという意図だと思います。」

Q. 菊地選手が出ていた3Qの時間帯、流れが変わったように見えましたが、コートで感じていたことは?
「自分が相手のPGにプレッシャーをかけて、そこで相手がターンオーバーしたり自分がスティールしたりしたわけではないですが、チーム全体としてディフェンスやリバウンドの意識がぐんと上がったと感じたのが3Qでした。
そこからオフェンスではKJや啓生さん、ジョンなどが得点を重ねてくれて、3Qはディフェンスからオフェンスへ繋がる良い流れを感じていました。」

Q. 今シーズンこれまで競り勝つ試合が多かったですが、今日は競り負けたことで、見つかった課題などはありますか?
「ディフェンスでもオフェンスでも、細かいミスのところでの差を感じました。
互いにミスはありましたが、自分たちのミスは簡単なものが多く、質の低さが目立ってしまっていました。

今日はオフェンスでの決定力の差が響いてしまい、シュート確率は自分たちがこの2日間上がらず、相手はしっかりと決めてきていたこともありますが、それ以上に一つのミスの質がアルバルクさんのような強豪と言われるチームと比べて低かったのではないかと感じています。」

Q. 2試合ともチームとしてシュートの試投数や成功数も良くなかったのは、相手のディフェンスがハードだったからですか?
「チームとしては、いつものように富永選手やオカフォー選手に対してマークが集中するのではなく、一人で守られてしまう場面もありました。
自分に関しては、相手のスタイルとして外へのキックアウトを防いでくるチームだと思うので、そもそも自分がシュートを打つシチュエーションが生まれにくい状況ではありましたが、個人としてもチームとしても、この2日間は相手に上手く抑えられてしまったと思います。」

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#30 富永啓生選手 コメント

SG

富永 啓生

Q. 厳しい状況でどのように気持ちを持っていっているのか
「気持ちで絶対に負けないということは毎試合プライドを持ってやっています。
マークの厳しさなどタフな状況は色々ありますが、今までやってきたことをしっかり出せば、誰にも負けない自信はあります。
そういったプライドを持ってやっているだけかなと思います。」

Q. 今節チームとしてシュートの試投数や成功数も良くなかった要因
「相手のディフェンスもそこだけは絶対にやらせないようにしていたと思いますし、3ポイントは守られてしまう状況が多くなってしまいました。
その分ドライブであったり2点を積み上げることはできており、相手も両方守ることは難しくなるので、相手の守りに対して別のアプローチはできていたと思いますが、3ポイントは減ってしまいました。」

Q. 今シーズンこれまで競り勝つ試合が多かったですが、今日は競り負けたことで、何か感じたことはありますか?
「自分たちはこれまで競り勝つ試合が多かったので、今日は競った状況ではじめてと言ってもいいと思いますが、競り負けてしまいました。
今日の試合では、終盤の大事なところで簡単に得点を取られてしまった部分などは今後に向けてしっかりと修正しなければいけないと思っています。」

Q. プレーのところで相手にやられた方が上がるのか、自分が決めることで上がるのか、どのような感覚ですか?
「両方あると思います。プライドとして負けたくないのはもちろんですし、やられたらやり返したい気持ちもあります。
自分のシュートが決まってそこから波に乗っていくということもあるので、両方あると思います。

Q. 最後競り負けましたが、あと一歩で勝てるところまでチームで最後まで我慢強く戦えたことへの手応えは?
「シュートが入らない日はどうしてもあるので、そういった状況でも、最後の最後まで勝つチャンスがある試合ができたことは
プラスに捉えて良いところかと思います。
ただ、フリースローを多く落としてしまったり、3ポイントも18%ではなかなか勝つことは厳しいので、もっと決めていきたいですし、そういった決まらない試合も絶対に出てくるので、その中でどうやって勝てるかを見つけていけたら、チームとしてもっと良くなっていけるのではないかと思います。」

Q. 3ポイントを押さえられた中、それでも21得点を挙げていますが、相手に対策されたときに考えていることは?
「相手は3ポイントを消してきており、その中でドライブは行きやすい状況はあったので、そういった駆け引きは常に意識しています。
3ポイントを押さえに来たらドライブを狙いますし、ドライブを警戒して来たら3ポイントを打ちやすくなるので、相手の守りを見てプレーを選択するようにしています。」

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