トーステン・ロイブルHC コメント

HC

トーステン・ロイブル

「GAME2は特に難しくなることを想定していましたし、今日の試合は昨日とは全く異なった内容となりました。
今日のゲームの序盤は非常に良い形でスタートできたこと、そして昨日の点差での勝利があったので、メンタル的に少し緩んでしまった部分があったのかもしれません。

もちろん、そうなって勝てるようなことはありません。
オフェンスリバウンドを19本も取られてしまっており、フリースローのミスもあり、相手のペネトレーションに対するディフェンスも足りていなかったです。

そのような状況でも、今日は運よく、今シーズンのレバンガらしいとも言えますが、終盤にカムバックして、最後の4分間は、今日の試合の中では良いディフェンスができていたと思いますし、最後になんとか勝利することができました。」

Q. 今日の試合に勝ち切れた要因
「このチームは今シーズン多くの試合を競った状況で勝っています。
そのことはこのチームの強さであり、偶然ではないと思っています。
ビハインドの状況、競った状況になった時に、チームとして冷静に、慌てることなくプレーできていますし、自分自身も、残り1分を切って相手が4点リードしていた場面でも、落ち着いていられましたし、今日も勝てるという自信がありました。
チームが今シーズンここまでそれができることを証明してきたからこそ、そのようなマインドでいられると思っています。

あとは、チームのキープレーヤーが試合終盤の重要な場面で仕事をしてくれました。
ジョーンズ選手の3ポイントも大きかったですし、オカフォー選手のインサイドアタック、ラモス選手がアグレッシブにペイントアタックしたこと、富永選手がしっかりファウルを獲得し、フリースローで得点を積み上げたことで、最後に勝つことができたのではないかと思います。」

Q. 菊地選手が早いタイミングでファウルが嵩むなど、選手のやりくりなど難しく感じたりはしましたか?
「菊地選手や島谷選手のファウルが嵩んだことで交代やローテンションが難しい状況もありましたが、そのことだけが何かのトラブルになったということはありません。
試合終盤以外は、オフェンスでもディフェンスでも、今日はチームとしてうまくリズムを掴むことができませんでした。
そのことからもわかる通り、今日の富山さんは鍵となるような選手がロスターから欠けている中で素晴らしいパフォーマンスをされたと思います。」

#2 ドワイト・ラモス選手 コメント

SG/SF

ドワイト・ラモス

「昨日の試合から富山さんがしっかりと修正してきており、最後まで競ったタフなゲームでしたが、最終的に1点差で勝つことができました。
内容に反省点はありますが、勝利という結果が大きいと思っています。

次のアルバルク東京戦まで1週間ありますが、練習を重ねて準備して、チームとして目の前の1戦1戦に臨んでいきたいと思います。」

Q. ラスト5秒、逆転となったプレーの瞬間に考えていたこと
「あの場面は市場選手がコーナーでトラップされていましたが、きっとうまくチームメイトに繋いでくれるだろうと思っており、自分は走り始めていました。
幸い、富永選手にパスが通って、富永選手から自分にパスが通った段階ではディフェンスが誰もいなかったので、片手でダンクするか両手でダンクするかしか考えていなかったです。

Q. 試合終了後富永選手と話している様子が見られましたが、何を話していたのですか?
「これまであのような場面では、自分がパスを出して富永選手が決めることが多かったので、今日は役割がいつもと逆だったねと話していました。」

Q. 昨日に続き今日も6,000人を超える観客の中、特に終盤はものすごい大歓声でしたがどのように感じていましたか?
「6,000人以上の方が来てくれた会場は素晴らしい光景でした。
今年で在籍4シーズン目を迎えていますが、最初に北海道に来たときはまだ空席が目立つ試合もありました。
今日は富永選手が相手のフリースローの際に会場の皆さんを盛り上げていましたが、皆さんの大歓声で何本か落としてくれていましたし、今日の勝利は自分たちだけではなく、6,000人を超えるファンの皆さんのおかげで掴むことができた勝利だと思います。」

Q. 次節アルバルク東京戦はNBA経験のあるカミンスキー選手の加入などもありさらに強力になっていますが、意気込みを聞かせてください
「アルバルク東京は常にこのリーグの強豪チームであり、非常に層の厚いチームです。
自分たちは相手よりも多く走り、ローテーションを多くして相手を疲れさせようという狙いを持ってプレーしますが、レベルの高い選手が揃っているので、簡単な試合にはならないと思います。
まずは、今節をしっかりと振り返り、反省点を明確にして、アルバルク戦に臨みたいと思っています。」

Q. 今節の結果で東地区2位に浮上しました。レバンガで4シーズン目となる今、チームが好成績でいる充実感などは感じていますか?
「下の順位にいる気持ちを自分はこれまでに経験して痛いほどわかっているので、順位は気にして見てはいるのですが、一方で、あまり先を見すぎないようにしています。
1戦1戦、また次の試合へ、という感覚で1つの試合をこなしていき、最終的にシーズンが終わった時に自分たちがどこにいるのか、という気持ちで目の前の試合に臨んでいます。

北海道で4シーズン目を迎えていますが、今シーズンが今のところ一番良い内容ではあるので、プレーしていてとても楽しいです。
このまま1戦1戦をしっかりと戦い、チャンピオンシップを含めて、最終的にどこまでたどり着けるのか、挑戦していきたいです。」

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#5 ケビン・ジョーンズ選手 コメント

PF

ケビン・ジョーンズ

「今日はタフな試合でした。
相手はキープレーヤーを2名欠いており、死に物狂いで向かってくると思っていましたし、実際にそうでした。
今日は自分たちの試合内容も良くなかっただけに、今日はこういう日だよね、と諦めるのは簡単な状況でしたが、最後まで諦めず、戦い続けたチームを誇りに思います。」

Q. HCは各選手の役割を明確にしていると思いますが、自身はこのチームでどんな役割を担っていますか?
「HCからは、若いチームの中のベテランとして、コート上でのリーダーになって欲しいと言われているので、それが役割だと思います。

オフコートでも試合に対する準備や集中力も含め、全員が試合に向けて同じ方向を向いていけるようにしたいですし、チームメイトたちが自分を指名してキャプテンに選んでくれた経緯もあるので、みんなの期待にも応えたいですし、チームのためにできる限りのことをやっていきたいです。」

Q. 最後接戦になった場面で、コート上の選手を集めて声がけをしていた姿が印象的でしたが、その場面と、4Qで3PTを決めたシーンの振り返り
「なかなかリードを奪い返せない状況の中、コート上では何名か下を向きかけていた選手がいました。
みんな試合内容にフラストレーションを溜めていて苦しい状況でしたが、自分たちはこういった接戦を過去何度も乗り越えてきたので、どんな状況でも諦めないで戦おうという話をしました。

シュートの部分に関しては、今日はタッチが悪く入っていなかったのですが、自分のディフェンスが富永選手について空いた場面で打ちました。
結果として入って、それが勝負の鍵の一つになるようなシュートになりましたし、まだまだ戦えるという自信をチームにもたらすことができた1本だったと思います。」

Q. 終盤、相手のFTで富永選手が観客を煽るシーンが印象的でした
「彼はエンターテイナーで、輝くプレーも多いですし、盛り上げ方も上手いです。
アメリカではよく見る光景ですが、それを日本でもやっている人はなかなか見ないので、すごいと思います。
彼のパフォーマンスでお客さんも盛り上がり、自分たちもそこからエネルギーをもらい、いいプレーに繋がる、という好循環が生まれているので、引き続きやってもらいたいですね。」

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