りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第36節 茨城戦 GAME2 試合レポート

1Q

立ち上がりはセカンドチャンスから茨城の連続加点となるが、#4寺園が気を吐き、最初の約2分で5連続得点を沈めて拮抗した展開に。
その後インサイドで押し込まれてやや劣勢となり茨城が前に出るが、ベンチスタートの#6菊地が思い切りの良い3PTを沈めるなどで対抗し、3点ビハインドで最初のQを終える。

''

''

2Q

2Qは#25アレン、#7中野の3PTでリードを奪う幸先良い滑り出しとなる。
相手も譲らず一進一退の攻防戦が続く中、#4寺園、#4ウェルシュらがファウルトラブルでベンチに下がる状況となるも、#14星野がPGとして率いるセカンドユニットが攻守で躍動。
#14星野のテイクチャージなどの攻守、#25アレンの加点や#24鈴木のセカンドチャンスが光り、5点リードで試合を折り返す。

''

''

3Q

後半も互いの意地がぶつかり合い、どちらに流れが転ぶか分からない試合展開が続く。
#25アレンのレイアップに対し、茨城#14久岡の3PTに続き#13中村にレイアップを決め返され同点となる。
その後も取っては取り返される展開が続くが、ディフェンスでの集中力を切らさず、2点リードで勝負の最終Qへ。

''

''

4Q

緊張した展開が続く最終Q、#7中野がジャンパーでAND1を獲得し3点プレーを完成させ、立て続けに3PTも沈めて相手を引き離す。
その後も#40ウェルシュへの合わせなどで攻勢を維持しつつ、茨城のフィールドゴールを許さない堅守で4Qを6点に抑え、今シーズン最後の試合を83-70の勝利で終える!

''

''

小野寺龍太郎HC コメント

HC

小野寺龍太郎

「ホームでの今シーズン最終節を勝利で締めくくりたいと臨んだ中、昨日の試合は内容として非常に良くなかったので、今日の試合に向けて、ただ頑張ろう、勝とうという気持ちだけでは勝てません。
勝つためには相手を攻略していくことにプラスして、自分たちの感情のコントロールやマインドセットも必要でした。
今日はその両方を体現できたゲームだったと考えています。

昨日の試合の反省点であるペイントでの失点の割合を今日は半分に抑えたことは、自分たちの求めていた部分であったので非常に大きく、自分たちのペイントでの得点も増やすことができていたので、今日の結果に繋げるためにはペイントでの攻防が最も重要だったと考えています。

昨日良くなかったディフェンスでの課題を修正し、カムバックして勝つことは、大変な作業ではあったのですが、選手たちが昨日の負けからしっかりと切り替えて、今日のミーティングを踏まえてチームのプランを遂行してくれたこと、今シーズン自分たちがやってきたバスケットボールを、チームメイトを信じて戦ったことが結果につながったと思います。

今日は今シーズンプレータイムの多い選手を3人も欠く難しい状況ではあったのですが、彼らがいないからといって自分たちのバスケができなくなるわけではなく、今日のゲームでの良かった部分の一つに、プレータイムがこれまで限られていた選手もチームが求める役割をコートで果たしてくれたこと、すべての選手が役割を全うして遂行したことで、レバンガ北海道のチームとしての力を体現したゲームになったと感じています。

今日このメンバーで満員の会場の中で試合をするということが最後でしたし、これまでなかなかホームでファンの皆さんに勝利をお見せすることができず苦しかったのですが、最後に勝ってファンの皆さんと一緒に勝利を分かち合うことができて良かったです。

今日の試合はファンやブースターの皆さんに後押ししていただいたゲームだと思いますので、改めてこの1年間チームへの応援に感謝します。
ありがとうございました。」

#2 ドワイト・ラモス選手

SG/SF

ドワイト・ラモス

「昨日は負けてしまい、チームとしてタフな状況に置かれている中で、より勝ちたい気持ちをコートで出そうとチームで話をして今日の試合に臨み、それがコートで体現できたと思います。
チームメイトを欠く状況の中でも、誰がコートに立っても、それぞれの選手がステップアップをして、全員が勝ちたいという気持ちをプレーで表現できたからこそ、最後に勝てたと思います。」

■チームメイトが怪我で複数人欠場の状況で、チームの雰囲気はいかがでしたか
島谷選手やクリーナー選手がプレーできないことは理解しており、盛實選手は急遽プレーできない形となりましたが、そのことに対して選手たちは自分も含めてメンタル的な準備はできていましたし、これまでプレータイムに恵まれていない選手をはじめ、皆が覚悟を持ってプレーできたと思います。
特に、中野、菊地、京介、悠介らのプレータイムが伸びており、彼らの活躍がなければ今日の勝利はなかったと感じています。

■シーズン最終戦、今日の勝利について
今日の勝利は非常に大きかったと思います。
CS進出の可能性がなくなった中でも、応援してくださるファンの皆さんのためにも、最後ホームでの2試合に勝利しなければいけないとチームで話していた中、残念ながら昨日は負けてしまったので、今日の最終戦は勝つことが絶対に必要であると臨み、勝利という結果を手にすることができて本当に良かったです。

■キャプテンとして今シーズンの総括
キャプテンと言う役割をもらって1シーズンを過ごしたことは非常に新鮮で貴重な経験でしたし、自分がより成長しなければいけないと思う理由にもなりました。
この役割を任命してくれたチーム、そしてチームメイトに感謝しています。
性格的に多くを発信するタイプではないのですが、そういった部分でも成長していかなければいけないと学んだシーズンでした。
選手としても、コート以外の部分でも成長することができたと思いますし、今後は自分がチームメイトたちの助けとなれるようにこの経験を活かしていきたいです。

#7 中野司選手

SG

中野司

「今シーズン最終節、ホームで2連勝して終わりたいと話して臨んだ中で昨日は負けてしまい、今日の試合に向けて、シーズン最後の試合を勝って終えることができるチームはリーグの中でも半分しかいない中で、自分たちは勝利して最高の形で終わろうと話をしていたので、しっかりと勝利できたことはすごく良かったと思います。

昨シーズンもそうだったのですが、シーズンの終盤に調子が上がってくることが続き、シーズンの入りからチームに貢献できていない自分自身の課題があった中、今日の最終戦を良い形で終わりたいというチームの目標に貢献できたことは素直に嬉しかったです。
ただ、シーズンを通して悔しい時期の方が長く、今日のような活躍がシーズンの序盤からできればいいと思うのですが、去年も今年も経験したからこそ、次のシーズンに向けて同じことを繰り返さないように、オフシーズンの過ごし方が大事だと思っていますし、頑張りたいです。

今日は試合に出られないメンバーがいた中、京介やテリー、菊地や自分のプレータイムが伸びることは想定していたので、それぞれが体も心の準備もいつも以上にできていたのかなと思います。
昨日負けた分、ディフェンスの部分でしっかりプレッシャーをかけて改善しなければいけないかったので、スタッツでは相手のターンオーバー14、スティール7とミスを誘えたのかなと感じています。

今シーズン最後の試合ということで、悔いのないように、自分自身ができるプレーを120%出してシュートを打ち切ることができましたし、この1年間ファンの皆さんから変わらないたくさんの応援をいただいた結果、最終節にMVPを獲ることができました。
最後まで応援をありがとうございました。」

りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第36節 茨城戦 GAME2 試合ハイライト

次節ホームゲーム情報

ホームゲーム情報はこちら