りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第36節 茨城戦 GAME1 試合レポート

1Q

茨城#13中村に先制を奪われると、ガード陣に対する高強度のディフェンスを受け、思うようなオフェンスが展開できずリズムが掴めない滑り出しとなる。
その後、#13中村に早くも個人7点目となる3PT許してタイムアウトを請求。
ディフェンスから立て直しを図り、4:03に#7中野、#14星野が投入されると、#7中野が交代直後に3PTを沈める。
#14星野、#25アレンの加点も続いて流れを作り、18-20の2点ビハインドで最初のQを終える。

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2Q

#40ウェルシュのセカンドチャンスから#25アレンの3PT、#2ラモスのファストブレイクで7-0のランを奪って逆転に成功。
しかし、茨城の左ドライブを止められず再び同点とされ、取っては取り返される拮抗状態が続く。
ペリメーター陣の加点で応戦するが、セカンドチャンスをものにし、インサイドからの得点を伸ばした茨城に再度一歩前に出られて、39-42の3点ビハインドで試合を折り返す。

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3Q

立て続けに相手ガード陣の得点を許し、ビハインドで追いかける試合展開となる。
タイムアウト請求後は相手の3PTにもアレンが応酬して喰らいつき、一時はワンポゼッションまで点差を縮めるが、3:17の茨城#21ジェイコブセンのAND1を皮切りに、ミスマッチの1on1から押し込まれるなどで2桁点差を背負い、57-67で最終Qへ。

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4Q

最初の2分間はシュートが落ちて互いにスコアレスとなる。
状況を打破したのは#6菊地の2本の3PTで、6点差まで追い上げて流れを掴むかに見えたが、相手のオフェンスを抑えることができず、ファウルも重なり重たい展開を打破できない。
#4寺園のAND1などで再度5点差まで迫る場面を作りながらもあと一歩が縮まらず、73-82で試合を終える。

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「オフェンス、ディフェンスともに効率が良くなかったことが、今日の試合の結果に直結したと考えています。

73点のうち、ファストブレイクでの得点が18点と大きな割合を占めていて、それ以外の効率よく得点を取れるオフェンスを組み立てられませんでした。
逆にディフェンスは、ファストブレイクポイントで相手に与えた点数はゼロ、自分たちのターンオーバーも2つだけで、そこから取られた失点もありませんでしたし、シンプルにハーフコートのペイントエリアでの失点がハイスコアゲームの要因であると捉えています。

自分たちのディンフェンスでは、ペイントをしっかり守ることが今日の試合のキーポイントだったのですが、前節のゲームで負けた試合も簡単にペイントエリアで失点をしていて、相手がどのように攻めてくるのかわかっていながらも、止めきれずにやられてしまうことが今日のゲームでも起きてしまいました。

怪我でプレーができない選手がいた状況だったことも少なからずゲームの流れに影響はあったと思いますが、自分たちが求めるオフェンス、ディフェンスともに、内容としても良くない負け方であったと考えています。

相手はペイントエリアで50点を取ってきているので、自分たちはペイントエリアの得点を増やして、相手の得点を減らしていかなければ、今日と同じような試合になってしまうので、ペイントの中を守ることをチームとして遂行していかなければいけないと思っています。
シーズン通しての課題でもある部分を克服するゲームをして、結果的に勝ちにつながるようなプレーを求めていきます。

シーズン最終戦、ホームで今日のような内容で負けて終わることはあってはいけないので、ファンやブースターの皆さんの前で勝って終われるよう、試合に臨む姿勢を含めた準備をして、明日の1戦に臨みたいと思います。」

#4 寺園脩斗選手 コメント

PG

寺園脩斗

「チームとして、ホームで迎えるシーズン最終節なので2連勝したかったのですが、最後の試合で勝ちたいというのは相手も同じですし、そういった気持ちを感じるプレーを試合の入りからしてきていたので、どちらも譲れない試合の中、拮抗した強度で3Qまでは戦えていたと思います。
ただ、今日の試合ではクリーナー選手がいない中、プレータイムのシェアがなかなか難しく、疲労などの少しずつの差の積み重ねが最後に点差となってしまったと感じています。

ここ数試合のピック&ロールでのやられ方は自分たちが今シーズン目指していたバスケットボールではなく、終盤の敗戦が多くなっている状況になって、ハンドラーにもロールマンにもやられてしまっています。
ディフェンスの強度を上げることももちろんですが、守りづらさを感じる部分もあるので、明日の試合に向けてコーチ陣ともコミュニケーションを取って、改善を図りたいと思います。

今日も5,500人を超える多くのブースターの方が来てくれていましたし、明日も多くの方が来てくれる見込みであると聞いています。
何としても勝って終わりたいと思うので、明日に向けてしっかり準備して、シーズン最後の試合を良い形で締めくくりたいと思います。」

#6 菊地広人選手 コメント

PG/SG

菊地広人

「相手のペイントエリアでの得点を止めきれなかった試合でした。
直近の試合でもペイントエリアで多くの得点を取られて負けてしまう試合が続いていたので、今日もそこは理解しながらしっかり守ろうとチームで臨んだのですが、最後まで止めきれずに負けてしまいました。
ディフェンスのチームである自分たちが、一人ひとりはハードにプレーしていても、チームとしてその強度を上げ切ることができなかったことが敗因として大きく響いたと感じています。

シーズン終盤で敗戦が多くなっている状況をお見せしていることに心苦しい気持ちですが、明日の試合はファンの皆さんにこのチームで戦う姿をお見せできる最後の試合なので、ラスト1試合、自分の持ち味を発揮してチームの勝利に貢献できるプレーをしたいと思います。」

■4Qに3PTを連続で決めましたが、どういった気持ちで試合に入りましたか
「前半もプレータイムが限られていましたし、後半は点差もありましたが、自分の役割はチャンスがあればシュートを打って決めきることだと思っていますし、準備も練習もしっかりしてきたので、入れようと考え過ぎずに、打てる時に思いきりよく打つことができたと思います。」

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