GAME1から強度を上げた相手に対し、ターンオーバーからの加点や相手シューターのジャンパーを許して先行され8:16にタイムアウトを請求。
仕切り直し、#4寺園、#2ラモスのセカンドチャンスで加点するが、主導権の奪い合いとなる。
#15島谷が3PT、レイアップの連続得点で流れを引き寄せるが、再びターンオーバーから走られるなどでリードを奪い切ることはできず、3点ビハインドで最初のクォーターを終える。
2Qの立ち上がりも流れの奪い合いとなり、#15島谷、#2ラモスらの連続得点も佐賀#34井上の3PTで振り出しに戻される。
#15島谷のアグレッシブなアタックから再び一歩前に出るが、相手シューター陣の加点により4点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
その後思うようにフィールドゴールが決まらず、ディフェンスストップしていきたいところだったが、佐賀#14金丸を中心とした好調な相手シューター陣を止めきれず点差を離される。
ファウルドローのフリースローから積み上げるが、9点ビハインドで前半終了。
#4寺園がテンポ良くアウトサイドシュートを沈めて3点差まで追い上げる。
ルーズボールにも喰らい付く泥くさいディフェンスも光り、逆転までいきたいところだったが、要所でのターンオーバーなどからリードチェンジには至らず、1点差で追いかける試合展開。
#2ラモス、#34盛實らの3PTなどペリメーター陣の外角シュートが決まり出すも、終わり際、連続ターンオーバーから加点を許し、8点差に引き離されて最終Qへ。
最初のポゼッション、再びターンオーバーからの加点を許して10点差となり、悪い流れを断ち切ることができない。
タイムアウト明けも24秒バイオレーションで終えるなど、相手の激しいプレッシャーやスイッチディフェンスに苦戦を強いられる。
その後#5クリーナーのAND1、#2ラモスのファストブレイクで追いかけ、#15島谷のアタックで再度5点差まで追い上げるが、主導権を奪い合い激しさを増す試合展開の中、連続得点を許し11点差でオフィシャルタイムアウトへ。
そのまま流れを奪い返すことはできず、89-73でGAME2は悔しい敗戦となる。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
「昨日のGAME1を受けて、佐賀さんが今日のGAME2に対してどのようなディフェンスのインテンシティで来るのか、自分たちもある程度警戒していた中で、佐賀さんのディフェンスのプレッシャーや様々なコンタクトレベルの強度が非常に高かったと感じています。
それに対して自分たちは40分間通して20個のターンオーバー、ターンオーバーから29失点と、ターンオーバーから非常に多くの得点を相手に与えてしまったことが最も大きな敗因であったと考えています。
今日は気持ちよくプレーできる時間帯がほぼなく、通常のゲームでも気持ちよくプレーできる時間帯はほとんどないですし、そういった状況でも我慢しながら我慢強く戦っていくというのがB1での戦い方であると思いますが、ストレスの多いゲームの中で相手のディフェンスに対して自分たちが我慢しきれずにターンオーバーをしてしまうといった悪循環の中で、ディフェンスの強度も上がらずに走られてしまい、ファストブレイクからのポイントも18点と、非常の多くの得点を簡単なイージーバスケットで許してしまいました。
3Qの終わりの連続ターンオーバーで、最終Qに入って追い上げなければいけない状況で、それまでの流れを自分たちで手離してしまったことが結果に繋がる大きなポイントになってしまったと思います。
色々な細かい部分で、佐賀さんのスイッチディフェンスに対する自分たちのカウンターであったり、ゲームに影響を与える様々な要素が存在すると思いますが、今日のGAME2に勝つべくバスケットをしていたのは佐賀さんの方であり、非常に素晴らしい内容のバスケットボールをしていたと考えています。
シーズン終盤となり、CS進出も降格もない状況の中でどこをモチベーションに戦っていくのかは、それぞれのチームの考え方があると思いますが、今日も北海道から佐賀まで応援に来てくださるブースターの皆さんがいて、その応援してくださる方々のために自分たちは常に戦わなければいけないですし、勝ちをお見せするためにプレーし続けるということが 自分たちのやるべきことだと思っています。
すぐに水曜日にホームで次の試合がありますが、勝つためのチームの雰囲気づくりと準備をして秋田戦に臨みたいと思います。」
#2 ドワイト・ラモス選手
Dwight Ramos
「昨日の4Qの終わりで佐賀が自分たちに対してアジャストしてきたディフェンスが相手にとってうまくいっていたと思うので、今日の試合でもスイッチディフェンスなどに関してはある程度想定していました。
相手はスティールやディフレクションを狙っており、自分たちがピック&ロールから生まれるミスマッチを突こうとする際、相手のビッグマンが戻って対抗してきた時に、そこに対するパスがうまく入らなかったりスティールを狙われてしまいました。
今日はプレーの強度やプレッシャーは相手の方が上でしたし、そのことでターンオーバーが多くなってしまい、自分たちのリズムをうまく作ることができず、ターンオーバーから相手のイージーなスコアを許してしまったことが今日の敗因だったと思っています。
すぐに次の試合があるので、今日の試合からしっかりと切り替え、次の対戦相手である秋田も、ディフェンスの強度やプレッシャー、スティールを狙ってくるという、今節戦った佐賀と共通した特徴があるので、チームとして良かった点を伸ばし、悪かった点は改善して、秋田戦に挑みたいと思います。」
■GAME1、GAME2共にラモス選手含めチームの3PTの成功率が高かったことについて
「相手のプレーの強度が昨日と今日で違っていたと思いますが、相手がスティールを狙って成功しなかった場合は、逆に自分たちがノーマークでシュートを打てるチャンスとなっていましたし、昨日は今日よりプレッシャーが強くなかったので、より気持ちよくシュートを打てていたと思います。」