B.LEAGUE 2023-24シーズン 第30節 長崎戦 GAME1 試合レポート

1Q

立ち上がりは相手に0-7のランを許してタイムアウトを請求。
#2ラモスの3PTで初得点を挙げるが、長崎#1松本の連続加点で離され追いかける展開となる。
#15島谷のアタックや#24ブルックスのAND1などで対抗するが、オフェンスが繋がらない時間帯に長崎#5ボンズの3PT2本を浴び、終盤に関野のジャンパー、中野の3PTが決まるも、10点ビハインドで最初のQを終える。

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2Q

開始早々、速い展開から#21ウィリスジュニアがファストブレイクで加点して反撃の狼煙を上げると、#7中野の連続加点で追い上げを開始。
その後も#81関野、#4寺園らの得点と続き、そこから14-0のランで1Qで背負ったビハインドを回収、リードを奪う。
好調な#7中野が2Qで3本目となる3PTを沈めて11点目を挙げると、#2ラモスのファストブレイク、#22トラビスのAND1などで流れを掌握し、32得点のビッグクォーターを作り出し、47-42で前半を折り返す。

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3Q

後半は拮抗した入りとなるが、まずは#15島谷のアタックで打開する。
重たい流れの中、#22トラビスのセカンドチャンスポイントなどで加点するが、相手にイージーに取り返され逆転を許しタイムアウトを請求。
その後#22トラビスの加点、#15島谷のアタックでリードを奪い戻すと、再び#7中野の連続3PT、#21ウィリスジュニアの3連続得点で相手を突き放し、68-59の9点リードで勝負の最終Qへ。

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4Q

長崎に連続加点を許す苦しい立ち上がりとなり、タイムアウトで流れを断ち切りたいところだったが、その後のオフェンスもミスで終える苦しい展開となる。
その後同点まで追い詰められ、僅差を争う緊迫した試合展開の中、#21ウィリスジュニアのダンク、#2ラモス、#22トラビスの3PTなどで何とかリードを死守して試合終盤へ。
残り1分を切り、相手の激しいプレッシャーを前にボールを前へ進められずラスト15秒で同点に追いつかれるが、最後の1秒で#4寺園が決定打となる鮮やかな3PTを沈め、88-85で手に汗握るGAME1を制する!

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

各Qを17点以下に抑えるという目標を掲げていた中、1Qは25失点、4Qは26失点と、ゲームの入りと終わりは内容が良くないゲームでした。
何とか勝利できましたが、自分たちから崩れて失点し、非常にタフなゲームにしてしまいました。
もっと良い内容のゲームができたはずですし、それができる選手たちが揃っていると思っています。

今日は出だしで失点がかさんでしまいましたが、バックアップのメンバーがしっかりカバーしてくれ、決めるべきショットを決めるなど、特に中野選手は光るものがあったと感じています。
序盤にペイントエリアでのショットをミスしていましたが、そこで集中力を切らさず、我慢してやり切れたこともチームとして成長できたポイントだと思います。

明日のGAME2、相手はもっとアグレッシブに戦ってくると思うので、受け身になるのではなく、自分たちから再度チャレンジして、もっと内容の良いゲーム、そして勝利にこだわり、明日のゲームに臨みたいと思います。

#22 リード・トラビス選手コメント

PF/C

リード・トラビス

非常にタフなゲームでしたが、今週は練習の段階から良い準備ができ、それが実った結果だと思います。
ただ、試合の終わり方は課題として残り、特にリードしている時、いかに良い形でゲームを終えられるかは大事にしなければいけないです。

長崎も北海道のプレースタイルと似ていて、いかに自分たちのペースに持ち込めるかという部分に重点を置いていたと思います。
そのような中、全員がハードワークし、自分たちのやるべき仕事をしてくれたチームメイトたちのことを誇りに思います。

ここ数試合は負けが続いていたので、これを機に、でき得る限り多くの勝利を積み重ねていきたいと思います。

■本日Bリーグキャリアハイの23リバウンドでした
リバウンドについては、どれだけフィジカルにプレーできるかだと思っています。
今日はたまたま自分の方にボールが飛んできて、ラッキーな部分もありましたが、普段の練習からハードにリバウンド取ることを意識しており、そのマインドで試合に臨むことができた結果だと思います。

#7 中野司選手コメント

SG

中野司

個人的な振り返りとしては、今日はシュートを打つ姿勢を積極的に出せた試合でした。
ここ最近はシュートが打てない試合があったり、得点が0の時もあったので、シュートへの意識をもっと持たなければいけないと感じていましたが、今日はその意識をコート上で表現できました。

シーズンの前半戦から色々な壁にぶつかりながらここまできて、自分の役割を果たさなければチームでの立場も無くなってしまうという危機感も感じていましたが、自分としては、意識の面も含めて良い方向に向かっていると思います。

ただ、ターンオーバーを3つしてしまい、大事な時間帯のミスもあったので、そこはしっかりと振り返って明日以降改善していきたいです。

チームとしては85失点と、最近は失点が多い試合が続いているので、チームとしてさらに遂行力を上げて守っていかなければいけないと思います。
明日のミーティングを経て、より良くチームディフェンスを体現できるように頑張りたいです。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第30節 長崎戦 GAME1 試合ハイライト

0-7のランから入る重たい立ち上がりの中、島谷やブルックスがペイントから加点して対抗するが、相手のペースを抑えられず10点ビハインドで最初のQを終える。
2Qからはベンチスタートのメンバーの活躍も光り、中野の連続加点などから反撃を開始。
関野、寺園の加点から14-0のスコアリングランが続き、1Qのビハインドを回収すると、好調な中野が2Q3本目の3PTを沈めるなどで32得点のビッグクォーターを作り出し、リードで前半を折り返す。
3Qは一逆転を許すも、トラビス、島谷ら加点ですぐにリードを奪い戻し、再び中野の連続3PT、ウィリスジュニアの連続加点など怒涛のオフェンスで相手を寄せ付けず11点リードで最終Qへ。
しかし4Qは相手に攻勢が傾き、ミスから失点を許す苦しい試合展開に。
残り26秒からは相手の激しいボールプレッシャーを前にミスが続き同点となるが、残り1秒で寺園が勝負強さを見せて3PTを沈め、手に汗握るGAME1を88-85で制する!

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