B.LEAGUE 2023-24シーズン 第29節 大阪戦 GAME1 試合レポート

1Q

入りから両インサイド陣が中心となって加点し合い、どちらに流れが転ぶか分からない展開に。
相手の強力なインサイドからの加点に対し、#22トラビス、#24ブルックスらのダンクなどで流れを渡さず、トップからのボールプッシュで速い展開を作って得点を積み上げる。
流れを奪い合ったまま、23-22の均衡状態で1Qを終える。

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2Q

粘り強いディフェンスでミスマッチに立ち向かい、#4寺園の連続ジャンパーなどでワンポゼッション差を争う試合展開が続くが、相手のゾーンディフェンスに対して得点ペースが落ち、大阪#21ロングの連続加点で相手の攻勢となる。
その後#24ブルックスのアタック、#6菊地の3PT、#22トラビスのセカンドチャンスからのダンクなどで対抗するが、相手のAND1や3PTなどから徐々に離され、11点ビハインドで前半を折り返す。

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3Q

後半は#22トラビスのフックシュートからスタートし、#2ラモス、#24ブルックスらの3PTと続いて相手を猛追。
その後も#2ラモスのAND1やアタック、#22トラビスの加点などで1桁点差まで追い上げるが、要所で相手のアタックを許してで再び2桁ビハインドに。
終盤も#24ブルックスがインサイドで加点するなど、2Qで落ちた得点ペースを取り戻したものの、失点を抑えることができず、僅かに点差を離される形となり14点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

逆転を狙う中立て続けに得点を許し、立て直すべくタイムアウトを請求するも、早々に20点ビハインドを背負う苦しい展開に。
その後も合わせから加点され、後半3回目のタイムアウトを請求。
なんとか流れを断ち切りたいところだったが、オフェンスも思うように繋がらず、4分半を無得点に終えてオフィシャルタイムアウトへ。
終盤は#2ラモス、#66松下が思い切りの良い3PTを沈め、最後は#24ブルックスがペイントで加点するなどで意地を見せるが、2Q以降の相手の攻勢を断ち切ることができず悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

得点能力が非常に優れている大阪に対して点を取り合ってしまい、ディフェンスゲームに持ち込めなかったことが敗因の一つだと考えています。
様々なトラブルはありましたが、特にロング選手や、ロング選手を起点に生まれるプレーに対しての対処が上手くいかず、思うようなディフェンスを遂行できずに簡単な得点を許してしまいました。

ここ最近は100点近く失点するケースが多く、シーズン中盤までとの戦い方と異なってきています。
ファストブレイクなどで走られて失点しているのではなく、ハーフコートディフェンスの精度そのものが落ちてきてしまっています。
今日もポスト、ピックアンドロールともに遂行レベルの低いディフェンスになってしまったと思います。

ビッグマンが少ない中でも選手たちはファイトしてくれたと思いますが、明日も同じ状況は続きますので、相手どうこうではなく、チームとして勝つために何が必要かを再度見直して、明日のゲームに臨みます。

#81 関野剛平選手コメント

SG/SF

関野剛平

まず前半、点の取り合いになったところから自分たちのゲームではなかったですし、相手に点差を離された時にディフェンスで我慢できなかったのが敗因の一つだと思います。
ディフェンスで我慢できなかった時間帯に相手に点を取られて、一方で僕たちは点が取れない状況が続いてしまいました。

スコア上の数字だけ見れば、今日は全く点が取れなかった訳ではありませんが、ほとんどは個の力で取った点で、チームとして作れた点は少なかったと思います。
ディフェンスも、オフェンスも、チーム全体で遂行しなければ、どんな相手に対しても勝てないと思います。
個人の能力だけで倒せる相手はB1に存在しないと思っています。

ディフェンスで抜かれても誰かがカバーし、オフェンスで詰まっても無理矢理一人でやり切ろうとするのではなく、次の展開にスムーズに切り替えなければ、相手のファストブレイクに繋がったり、気持ちよくオフェンスに入られる原因になります。
明日はチームで戦うということをもっと意識して、修正して臨みたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第29節 大阪戦 GAME1 試合ハイライト

入りは両インサイド陣が中心となって加点し合い、どちらに流れが転ぶか分からない均衡状態が続く。
1Qを23-22の1点ビハインドで終え、2Qで流れを奪い切りたいところだったが、相手のゾーンディフェンスに対して得点が停滞し、大阪21番ロングの連続加点で一歩後ろに下がる展開となる。
11点差で迎えた3Qでは、ラモス、ブルックスらの3PT、トラビスらの加点からペースを取り戻して相手を猛追、一時は一桁点差まで戻す時間帯がありながらも、相手の失点を抑えることはできず、14点ビハインドで最終Qへ。
その後、相手の連続得点から流れを奪われる形となり、2回のタイムアウトで修正を図るも、攻守ともに悪い流れを断ち切れずに大量ビハインドを背負い、4分半無得点のままオフィシャルタイムアウトへ突入。
終盤はラモス、松下らの思い切りの良い3PTやブルックスのインサイドで意地を見せるが、2Q以降の相手の攻勢を断ち切ることができず悔しい敗戦を喫した。

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