B.LEAGUE 2023-24シーズン 第28節 A東京戦 試合レポート

1Q

立ち上がりのオフェンスをターンオーバーで終えるも、ディフェンスから立て直しを図る。
セカンドチャンスに喰らい付く泥くさいプレーなどから流れを奪取すると、#22トラビスのAND1、#21ウィリスジュニアの加点などからリードに転じる。
ディフェンスから相手のミスを誘うなどでレバンガの攻勢となり、#4寺園のジャンパー、#22トラビスのAND1、最後は#24ブルックスの豪快なダンクでリードを広げ21-14で1Q終了。

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2Q

入りはシュートが落ち、相手の個人技から追い上げられるが、トランジションで走って加点するなどでリードを死守してオフィシャルタイムアウトを迎える。
その後、スローインからブザービーターを沈められてリードを奪われ、そこから0-12のランで離される我慢の展開となる。
なんとか流れを取り戻したいところだが、ターンオーバーなどからオフェンスに繋げられず、相手の個の能力からさらなる得点を許し、31失点のビッグクォーターを作られ、31-45で前半を折り返す。

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3Q

個人ファウルもかさみ悪い流れを断ち切れず、相手の連続得点を許す苦しい立ち上がりとなる。
その後も相手の厳しいディフェンスから得点に繋げられない時間が続き、AND1などからさらなるリードを奪われる。
一時は#15島谷のアタック、#22トラビス、#81関野らの3PTなど得点を重ねる時間帯があるものの、点差を縮めるには至らず、50-72で最終Qへ。

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4Q

4Qも相手の得点を抑えることができず、ペースを掌握されたまま時間が過ぎる苦しい展開が続く。
なんとか早い段階で反撃に出たいところだが、シュートが落ち思うような加点は得られず、28点差をつけられオフィシャルタイムアウトへ。
最後は#21ウィリスジュニア、#2ラモスらの3PTで僅かに追い上げを見せるものの、2Qからついた大差を背負ったまま71-98で悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

想定される相手のオフェンスパターンは分かっており、相手の得意としているスペインピックに対する準備もしていたものの、今日の1/3以上はそこから失点してしまい、ゲームが崩れてしまった要因の一つでした。

ただ相手に対してどのような守り方を選択したとしても、コミュニケーションやフィジカルコンタクト無しに遂行することはできないので、今日のゲームは選択肢を間違ったというよりも、それに付随するコミュニケーション不足、コンタクト不足が目立ったゲームでした。

アルバルクさんは個々の能力が高く、その上で組織的に戦ってくるチームで、今日も素晴らしいゲームの組み立て方だったと思います。
最初から最後まできっちり守れた時間はなく、終始やられてしまいました。

茨城戦GAME2から2試合続けてディフェンスのミスが起きて失点が増えているので、チームが勝つためにはどのようなプレーをすべきか考え、コミュニケーションやフィジカルに戦うことなど、個々のステップアップも求められていると思います。
自分たちの基礎的な部分、意識の部分も見直していきたいゲームとなりました。

#4 寺園脩斗選手コメント

PG

寺園脩斗

1Qはある程度良い入りができて、そのまま良い形で終えることができましたが、2Qからは相手のディフェンスのギアが上がり、そこでオフェンスが上手くいかなった途端にディフェンスが崩れてしまいました。

コミュニケーションが必要なことは当然分かっていましたが、なかなか意思疎通できず、3Qは全部同じやられ方をしました。
コミュニケーションは、声を出せば相手に伝わることなので、決して難しいことではないと思うのですが、シーズン終盤に差し掛かったタイミングでコミュニケーションの部分が課題にであることは大きな問題だと感じています。
チームとして再度、そこは厳しく伝えていかなければいけないと責任を感じたゲームでした。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第28節 A東京戦 試合ハイライト

1Qは立ち上がりにミスがありつつもすぐに修正し、セカンドチャンスなど泥くさいプレーなどから流れを奪うと、寺園のジャンパー、トラビスのAND1、最後はブルックスの豪快なダンクでリードを広げて21-14で1Qを終える。
しかし2Q以降、ディフェンスのギアを上げたA東京がブザービーターでリードを奪うと、攻守ともに噛み合わない時間帯が続き、最終的に相手に32得点のビッグクォーターを許して前半を折り返す。
なんとかハーフタイムで修正を図りたいところだったが、後半も相手の得意な形から連続加点を許し、大量ビハインドを背負ったまま試合は進行。
悪い流れを断ち切れず、思うように修正ができない苦しい展開が続き、71-98で悔しい敗戦を喫する。

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