B.LEAGUE 2023-24シーズン 第27節 茨城戦 GAME1 試合レポート

1Q

スタートは#2ラモス、#15島谷、#21ウィリスジュニア、#22トラビス、#66松下の布陣。
#22トラビスがファーストシュートでホーム初得点を沈め、#15島谷のアタック、#2ラモスのファストブレイクなどで軽快な立ち上がりとなる。
しかし茨城も譲らず、リバウンドで優位に立たれ、3PTなどで反撃されてリードを奪い合う試合展開に。
その後再びディフェンスから踏ん張り、#22トラビスが1Qだけで10得点を重ねるなどで存在感を示すと、#81関野の3PTなどでリードを奪い返して20-16で1Qを終える。

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2Q

入りに#7中野の3PTなどで茨城を突き放す。
そこからタイトなディフェンスで流れを掴むと、#24ブルックスがペイントで奮闘しハイペースに加点して2桁リードを奪取。
一時は茨城に走られる時間帯がありながらも、終盤は再び#2ラモス、#24ブルックスらが内外から加点して流れを奪い返して35得点のビッグクォーターを作り出し、55-37で前半を折り返す。

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3Q

後半は#66松下のルーズボールから#22トラビスがダンクを沈め、8-0のランで攻勢に出るが、その後はやや停滞し、茨城#1ケネディに連続得点許すなど流れは茨城へ傾く。
重たい時間帯を#4寺園の3PT、#22トラビスのファウルドローンなどで繋ぎ、終わり際に#24ブルックスがセカンドチャンスを決め切り、80-55で最終Qへ。

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4Q

4Qもディフェンスミスから相手シューターに加点を許す展開が続くが、それに対して#7中野の3PT、#21ウィリスジュニアらの加点で対抗して相手の追い上げを許さない。
そのまま点の取り合いとなる時間が続くが、前半で作った大量リードを守り切って連敗脱出、ホームで大きな勝利を飾る!

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

茨城さんはハイスコアゲームで勝利しているケースが多く、自分たちが勝つための鍵は、どのようなディフェンスプランで相手の得点をコントロールするのか、ということでした。

1Qはプラン通りの良い入りができて、目標の失点数に抑えることができましたが、2Qからは失点が増え、特に4Qの残り5分ほどからはイージーな失点が目立ってしまったので、明日はその点をしっかり修正して、より内容の良いゲームで勝とうということを選手たちに伝えました。
自分たちはルールを守ってハードにプレーすれば、どのチームに対しても勝ちに繋げられると思っていますし、それができるチームだと思っています。

茨城さんはここ最近で調子を上げてきており、簡単に勝てる相手では全くないので、チームとしても脅威性のある相手として準備して臨みました。
先日トラビス選手を迎えて、また新しいチームになり、そこから前節の仙台戦を落としてしまった中で、今日はホームで多くのファン・ブースターのみなさんの前で勝利することができ、今シーズンの中でも大きな白星の一つになりました。

#22 リード・トラビス選手コメント

PF/C

リード・トラビス

チームとして良い勝利でした。
出だしからエナジーを持ってアグレッシブに戦えたと思います。
コーチ陣からは、コート上でミスは起こるかもしれないが、それに捉われすぎることなく、アグレッシブにプレーし続けてディフェンスを頑張ろうと言われていたので、それを体現できた試合だったと思います

■自身の調子はどうだったか
コンディションは日に日に上がってきていると思います。
チームへのフィットという意味では、シーズン終盤に移籍して、このタイミングから新しいシステムに触れる経験が無かったですし、前からいるチームメイトにとっても、自分に慣れる時間が必要だと思っているので、1試合より2試合目、そして今後さらに練習を重ねるごとに良くなっていけると思います。

■ホームの雰囲気はどうだったか
素晴らしい環境でした。
3シーズン日本にいて、色々な会場で試合をしましたが、北海道はトップクラスの最高な雰囲気でした。
試合が終わっても残ってくれている人が多くいて、チームに大きなエネルギーを与えてくださって感謝しています。

#11 桜井良太選手コメント

SG/SF

桜井良太

今日の茨城戦は、互いに順位を争っている中での対戦だったこともあり、みなさんが注目するゲームだったのではないかと思いますが、まずは勝利できて嬉しいです。

相手のウィークポイントを上手く突くことができたことと、トラビス選手がボールをプッシュして、フィニッシュまで持って行ってくれたこともプラスアルファの要素だったと思います。

ただ明日は、相手も必ず対策してくると思うので、日本人選手が外からしっかり決めることがより重要になってくると思います。
どちらにとっても大切なゲームになることは間違い無いので、しっかり準備して臨みたいと思います。

■トラビス選手の合流によって何か変化したことは?
ウェルシュ選手の離脱後はなかなかチームの状態が安定せず、さらにバイウィークでラモス選手、ウィリスジュニア選手が代表活動で抜けて、これまでチームとして積み上げてきたものが上手くはまらないような状態が続いていました。
しかし今回トラビス選手が合流して、今日勝利することができたので、きっとこれが良い方向に進んでいけるきっかけになると思います。
勝利によって、日々の練習からよりポジティブな練習ができて、良い流れが作っていけるのではと感じています。

■B1出場400試合達成について
特別何か思うことはありませんが、ファンの方で『400試合出場達成おめでとう』というようなボードを作ってくれている方もいらっしゃいました。
いつも応援してくださっているファンの方に喜んでいただける機会が一つ増えたことは嬉しく思っています。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第27節 茨城戦 GAME1 試合ハイライト

新加入トラビスを迎えて臨む初のホームゲームは、ラモス、島谷、ウィリスジュニア、トラビス、松下がスタートの布陣。
立ち上がりこそ互いに譲らずリードを奪い合うが、早々に修正してディフェンスとリバウンドで踏ん張ると、トラビスが1Qだけで10得点を沈めるなどで存在感を示し、相手を16得点に抑える攻守を見せて最初の10分をリードで終える。
2Qはやや失点が増えるものの、中野の3PTで一歩リードを広げ、ブルックスのペイントでの奮闘やラモスの内外からの加点などで35得点のビッグクォーターを作り、大きくリードして55-37でゲームを折り返す。

後半も良い流れを引き継ぎ、松下のルーズボールからトラビスがダンクを沈めるなどで8-0のランを作るも、その後はやや停滞して重たい流れとなり、茨城に連続得点を許すなどで流れを渡してしまう。
4Qもディフェンスミスから相手シューターに加点を許す展開が続くが、 それに対して中野の3PT、ウィリスジュニアらの加点で対抗してリードを許さず、前半で作った大量リードを守り切って連敗脱出、ホームで大きな勝利を飾る!

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