B.LEAGUE 2023-24シーズン 第23節 琉球戦 GAME2 試合レポート

1Q

#24ブルックスを欠く中臨んだGAME2もフィジカルにぶつかり合う激しい試合展開となる。
立ち上がりは#81関野の3PTや、セカンドチャンスから#21ウィリスジュニアが加点するなどで渡り合うが、続けてバスケットカウントを奪われて先行を許し、前半1回目のタイムアウトを請求。
その後もペイントアタックや外からコンスタントに得点を重ねる琉球に引き離され、23-13の10点ビハインドで1Q終了。

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2Q

開始早々に#7中野がAND1を沈めるが、その後は琉球の高い壁に阻まれてオフェンスが繋がらず重たい流れとなる。
集中力を切らさず、リバウンドでファイトする我慢強い戦いを続けると、セカンドチャンスやファストブレイクから1桁点差へ戻し、ミスを誘う好守や#6菊地、#15島谷らの3PT、#2ラモスや#21ウィリスジュニアの加点などから遂にリードを奪い、39-40で試合を折り返す。

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3Q

後半の滑り出しはペイントに攻め込まれ再び逆転を許す。
多くのファウルを奪われインサイドで優位に立たれるが、#2ラモスのアタックや#81関野の3PTで譲らず僅差を追いかける試合展開に持ち込む。
その後も#4寺園の連続得点などで応戦を続けるが、終わり際にターンオーバーやイージーな得点を許して拮抗した状態を破られ、63-56の7点ビハインドで最終Qへ。

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4Q

ペイントから失点し琉球にペースを奪われるが、再度ディフェンスから立て直しフィジカルに応戦。
#21ウィリスジュニアのセカンドチャンスや3PTなどて再度追い上げ、#15島谷の3PTで4点差につけオフィシャルタイムアウトへ。
終盤も#2ラモスや#66松下の3PTや激しいリバウンド争いで対抗し、ワンポゼッション差を追いかけるが、終盤に要所でスリーを沈めた琉球に逃げ切られ、80-73で悔しい敗戦。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

選手たちは難しい状況の中でも我慢強くやるべきことをやり続けてくれた

GAME2に臨むにあたって、GAME1での失点で防ぐことができるケースを明確にして選手たちに伝えました。
セカンドチャンスに関しても、サイズのミスマッチがある中ですべてを防ぐことはできない中、自分たちのルールを遂行すれば抑えられるケースについて整理をしました。
自分たちのルールを正しく遂行することは大前提で、それだけでは琉球さんには勝てないので、ディフェンスとリバウンドにおいて、強度を高く保つことと、最後までルールを守ってやり切ることで、勝ちにいこうと臨みました。

現状外国籍選手は2人しかプレーすることができない状況で、後半はファウルトラブルもあった中、ナナー選手や桜井選手がよく繋いでくれました。

僅差のゲームになると最後はどうしても個の要素が強く出てしまい、やられてしまう部分もありましたが、選手たちは難しい状況の中でも最後まで我慢強くやるべきことをやり続けてくれましたし、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた選手たちを誇りに思います。

北海道から沖縄まで応援に駆けつけてくださった方や、バスケットLIVEを通して応援してくださった皆さんに、勝利を届けることができずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
会場で目にする緑をまとったファンやブースターの方々や、応援してくださっている方の存在が、毎試合自分たちの力になっていますし、感謝しています。

■ナナー選手について
外国籍選手が揃った状況だとなかなかプレータイムを得られていませんが、今日はウェルシュ選手とブルックス選手がプレーできない状況で、25分を超えるプレータイムとなりました。

オフェンスに関しては改善するポイントもありますが、1番求めていたディフェンスとリバウンドの部分で、クーリー選手やカーク選手とマッチアップして、あれだけファイトしてくれましたし、ディフェンスとリバウンドで非常に貢献してくれました。
厳しいチーム状況で今後ますますナナー選手の貢献が必要となりますし、期待していきたいと思います。

#2 ドワイト・ラモス選手コメント

SG/SF

ドワイト・ラモス

反省点はあるが、難しい状況の中で全員で最後まで戦うことができた

負傷などでプレーできる選手が欠けている中、普段プレータイムがあまりない選手たちも含め全員で、琉球さんのような素晴らしいチームを相手に最後まで戦うことができたことは、チームとしてよい経験になったと思いますし、このチームを誇りに思います。

個人的な反省としては、勝負のかかった終盤ではより賢くプレーをしないといけないですし、適切なシュートセレクションのうえで、もっといいシュートを打たなければいけないです。
チームとしては、プレッシャーのかかる場面では、もっと落ち着いてプレーすることを心掛けなければいけないと思います。

■第2Qを振り返って
1Qを終えて10点のビハインドでしたが、ここでチームとしてプッシュして勢いをつけなければ、10点差が20点差になってしまうと捉えていたので、なんとかチームで奮起して、1点上回って2Qを終えることができました。
2Qのチームの頑張りがあったので、後半も戦えたんじゃないかと思います。

#81 関野剛平選手コメント

SG/SF

関野剛平

オフェンスでの反省点はあるが、ディフェンスとリバウンドをチームで改善できた

ウェルシュ選手やブルックス選手が出れない中、ナナー選手などがフィジカルに頑張ってくれていましたし、今日の試合はディフェンスの部分でチームとして繋いでいたんじゃないかと思います。

一方でオフェンスの部分では、勝てる可能性があるところまで持っていけているのに、勝負所で相手は決め切り、自分たちはターンオーバーで終わってしまう場面が何回かあったので、誰がコートに出ていても、最後はシュートで終わる形にしなければ、その先には行けないです。
コートに立つ一人ひとりが、勝負どころでの自分の役割をしっかり認識して、考えて遂行できるようにしていかなければなりません。

■今日のディフェンスについて
プレッシャーの強度も良かったと思いますし、リバウンドに関しては、試合前のMTGでHCからも指示があったとおり、スモールの選手含め全員が意識して取りに行くことができていたので、その部分に関しては昨日の試合と比べてすごく良かったと思います。

■次節ホームでの佐賀戦について
チーム状況がどうなっているかはまだわかりませんが、今日のナナー選手のように、コートに立った選手がハッスルして自分の仕事を全うすれば、どんな相手にも勝っていけると思います。
チームルールをしっかり理解したうえで、ディフェンスで自分たちの強度をコートで示せるように、バイウィークの練習でしっかり準備して臨みたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第23節 琉球戦 GAME1 試合ハイライト

ブルックスを欠く中挑むGAME2も、立ち上がりから激しくコンタクトする試合展開となる。
試合の入りは相手の得意なインサイドプレーから連続でバスカン奪われて先行され、そこから内外で得点を許し10点ビハインドでのスタート。
しかしここで集中力を切らさず、リバウンドやディフェンスでファイトする我慢強い戦いを続けると、セカンドチャンスやファストブレイクから1桁点差へ戻し、 ミスを誘う好守やペリメーター陣の加点などから遂にリードを奪い、1点リードで試合を折り返す。
後半は再びペイントに攻め込まれてリードを渡し、インサイドで優位に立たれる中、寺園の連続加点などで応戦し1桁点差で最終Qへ。
引き続きペイントでの失点に苦しみつつも、ラモスや松下の3PTで応戦して残り2分で2点差まで迫る意地を見せるが、最後は要所で3PTを沈めた相手に惜しくも届かず80-73で悔しい敗戦。

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