B.LEAGUE 2023-24シーズン 第18節 千葉J戦 GAME1 試合レポート

1Q
ハイスコアゲームで流れを奪い合う

スタートは#11桜井、#15島谷、#21ウィリスジュニア、#40ウェルシュ、#81関野の布陣。
#11桜井の3PTでスタートし、#21ウィリスジュニアのアタック、#81関野の3PTなどリズム良く加点しリードするが、その後千葉Jと点の取り合いに。

#21ウィリスジュニアのセカンドチャンスや#66松下のAND1などで一時点差を離すも、千葉J#2富樫に連続3PTを沈められ、それに#66松下、#7中野の3PTで対抗していくハイペースな展開となり、1点ビハインドで1Q終了。

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2Q
一時離されかけるも喰らいつき、1点ビハインドで前半終了

北海道はターンオーバーからオフェンスのリズムを掴めず得点が停滞。
その間、千葉J#2富樫や#11西村の3PTで引き離され、追いかける展開となるが、泥臭くボールに喰らいつき、#21ウィリスジュニア、#66松下の3PTで再び相手の背中を捉えて1点ビハインドでゲームを折り返す。

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3Q
相手のプレッシャーDFを攻略できずペースを握られる

後半も#11桜井の3PTでスタート。
#21ウィリスジュニアのダンクなどで一時逆転し、#11桜井のテイクチャージなど、ディフェンスでも良い流れを作りクロスゲームとなるが、激しいプレッシャーディフェンスを仕掛けられ、TOから走られて流れを奪われる。
一時2桁ビハインドを背負うが、#66松下、#21ウィリスジュニアらの3PTで意地を見せて9点ビハインドで最終Qへ。

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4Q
オフェンスが噛み合わず、流れを奪い返せず悔しい敗戦

開始早々#24ブルックス、#4寺園らが加点するが、点差は縮まらず拮抗状態が続く。
その後速い展開から#21ウィリスジュニアがAND1を獲得するが、その後が続かず、千葉J#11西村の連続得点で徐々に離され再び2桁ビハインドへ。
終盤は思うようにオフェンスが噛み合わず、相手に強度を上回られて大量得点を許し、98-79で悔しい敗戦を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

本来は千葉さんが得意とするハイスコアゲームではなく、ディフェンスゲームをしなければならないとスカウティングの時点で判断し、ある程度スローダウンさせる展開を想定してプランを用意していました。

富樫選手に対しては、打たせないことは難しいので、タフショットを打たせる状況は作れていましたが、それでも難しいシュートをいくつも決められてしまったので、対戦相手のコーチとして見ても素晴らしいパフォーマンスだったと思います。
特に前半のディフェンスはソフトになってしまい、素晴らしいパフォーマンスを40分間押さえられなかったこと、富樫選手以外のハンドラーの選手たちにも自由にプレーさせ過ぎてしまったことが敗因の大きな要素であると捉えています。v
後半は少しずつ良い部分も出てきてはいましたが、プランの問題もあったと思いますし、遂行レベルやプレッシャーの強度など、色々な要素で富樫選手に対するディフェンスが適切ではなかったと考えています。
前回対戦時とは少しディフェンスのスタイルを変えて臨みましたが、想定していた以上に自由にプレーさせてしまいました。

明日と来月、あと2試合千葉Jさんとの対戦が残っていますが、今日の試合をふまえても、富樫選手以外の要素ではあまりやられていないので、そこにフォーカスして改善し、明日は今日とは違う内容で、オフェンスではなくディフェンスで勝つゲームができるよう準備したいと思います。

#66 松下裕汰選手コメント

PG/SG

松下裕汰

明日はよりディフェンスにフォーカスして、強度高く向かっていきたい

今日は点数を取られ過ぎてしまいました。
ゲームプランのひとつである70点台に押さえることができなかったので、明日は修正して、ディフェンスの部分でもっとハードにやっていきたいです。

■マッチアップする機会が多かった富樫選手に対して
ボールプレッシャーが足りなかったことや、簡単にボールを持たせ過ぎてしまったので、明日は気持ちよくプレーさせないように、自分の部分で止めきれなくても、ハードに当たることでターンオーバーを誘発させることにも繋がるので、もっと強度高く向かっていきたいと思います。

■13得点だった自身のオフェンス面に対して
得点は取れていたのでそこは継続したいと思いますが、チームとしてもディフェンスで勝つことを掲げているので、明日はよりディフェンスにフォーカスして臨みたいです。

#11 桜井良太選手コメント

SG/SF

桜井良太

間違いなくチームは成長している。今まで以上に期待して見ていてほしい

■試合の入りに決めた3PTについて
千葉Jさんのディフェンスの構造上、最後にコーナーでオープンになるということはわかっていて、空いたら打つようにコーチからも指示を受けていたので、最初の1本をしっかり決めることができてそこはよかったと思います。

■今日の試合を終えると残り30試合、シーズンの半分が終わりました
体感として、いつもより早く感じるというようなことはなく、いつも通りの過ぎ方を感じています。
ただ、一つひとつの対戦で、この選手との対戦はこれで最後なんだな、といったことは感じたりしています。

■後半戦チームで注目してほしいポイントは?
ここ最近のチームのやっていることの精度や強度が上がってきている実感があります。
今日も途中まで喰らいついて行きましたが、その中でフリースローを落としたり、大事な局面でターンオーバーが出たり、離される原因が明確でした。
今日あれだけ富樫選手が当たっていた中でも、自分たち次第で戦える試合をしていたので、見てくれているファンの方たちには、間違いなくチームは成長してよい状態になってきているので、今まで以上に期待して見ていてほしいと思います。

■自身の注目してほしいポイントは?
やはりディフェンスですね。
プレータイムが少ない中スタートで送り出されているのは、ディフェンスの強度をセットしてほしいというコーチの狙いでもあるので、派手なプレーは少ないかもしれませんが、ミスのないディフェンスや強度など、注目してほしいなと思います。

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