B.LEAGUE 2023-24シーズン 第16節 SR渋谷戦 GAME1 試合レポート
1Q
SR渋谷の強力なオフェンスを前にビハインドの立ち上がり
序盤は互いにシュートが決まらずロースコアな滑り出し。
SR渋谷#5クレモンズの連続得点で追いかける展開となり、中盤で投入された#4寺園が3PTを沈めるなどで追いかけるも、渋谷の強力なドライブなどからインサイドでの得点を許し、8点ビハインドで1Q終了。
2Q
ディフェンスとリバウンドでファイトし続けリードを奪う
入りから#40ウェルシュが攻守で躍動。
要所で3PTを沈める相手を追い越せない時間帯が続くが、リバウンドやミスマッチのディフェンスなどでも奮闘し、自分たちの流れを引き寄せる。
さらに#4寺園、#81関野らが速い展開から加点を続けるなどで遂に逆転に成功し、33-32で前半終了。
3Q
激しい点の取り合いの末、5点ビハインドで最終Qへ
入りはSR渋谷#8ホーキンソンの連続3PTなどでリードを許す我慢の展開となるが、#2ラモスの3PTやウェルシュの奮闘で盛り返し、そこから激しい点の取り合いに。
途中#21ウィリスジュニアの3PTで再び逆転に成功するが、終盤はわずかにリードされる形となる。
アタックを仕掛けて加点を続けるも、5点ビハインドで最終Qへ。
4Q
クラッチタイムを制しきれず悔しい敗戦
4Qは入りに#4寺園がミドルジャンパーを沈め、流れを引き寄せる。
#66松下、#1ナナーらが体を張ったディフェンスで相手に流れを渡さず、#4寺園のタフショット、#21ウィリスジュニアらの加点で2点差を追いかける時間帯が続くが、#2ラモスが3PTを沈めて1点差でOTへ。
その後、#4寺園の連続得点で逆転に成功。
その後再び同点となり、残り20秒で再度#4寺園がドライブから加点し2点リードで前に出るも、ラスト3秒で#8ホーキンソンにバスケットカウントを許し、悔しい敗戦となった。
小野寺龍太郎HCコメント
小野寺龍太郎
今日の敗戦はコーチの責任。明日は誰がいるいない関係なく、よりファイトして勝ちに繋げる
今日はタフなゲームになると想定していました。
入りの時点で自分たちが用意してきたプランが適用できないと判断し、すぐにタイムアウトを請求してプランを変更しました。
そこからしばらく思うような流れが作れませんでしたが、選手たちは我慢強くディフェンスで戦ってくれて、ナナー選手や内藤選手も最後の厳しい時間帯を含めよく繋いでくれたと思います。
最後はどちらが勝つか分からない状況まで持っていくことができましたが、結果的に勝つことができず、より精度高くディフェンスとリバウンドができていれば、と悔やまれます。
タフな状況の中、ウィリスジュニア選手やウェルシュ選手にはプレーさせ続けてしまい、全体のタイムマネジメント、ベンチマネジメントなど含め、今日の負けはコーチの責任だと感じています。
また明日は状況が違うゲームになると思います。
よりタフなゲームになると思いますが、誰がいる、いないに関係なく、やるべきバスケを遂行して、よりファイトして勝ちに繋げたいと思います。
#4寺園脩斗選手コメント
寺園脩斗
中には落ち込む選手もいると思うが、みんなで気持ちを引き上げ、チーム全員で明日に向かいたい
ゲーム全体を通して、オフェンス、ディフェンスともに良いバスケはできたと思います。
残り20秒までリードしていたのですが、最後はあのような(残り3秒でホーキンソン選手がリバウンド→AND1で逆転)負け方をして、もちろんホーキンソン選手は素晴らしかったですが、この局面になるまでに各自やれたことはあったと思いますし、各々どうすれば良かったかを考えていると思います。
去年も同じような負け方をしたことがあるので、この敗戦からは必ず学ばなければいけないですし、必ず次に生かしたいです。
■強豪チームと渡り合ったことへの手応えは
コーチ陣のプラン通りに遂行することができて、タレント揃いのチームと渡り合えたことは一つの自信につながるとは思います。
今日の敗戦は非常に悔しいですが、応援してくださっている全ての方の声援に応えるために、また明日はイチから、今日のようなバスケをやっていきたいと思います。
みんな悔しがっていますし、中には落ち込む選手もいると思いますが、みんなで気持ちを引き上げて、明日に向けてチーム全員で頑張っていきます。
#81関野剛平選手コメント
関野剛平
自分たちはチャレンジャー。最初から最後まで自分たちがやるべきことを突き詰めてプレーしなければいけない
どちらのチームもやるべきことを遂行した中、最後に競った展開の中でミスが起きたのが自分たちで、自分たちのプレーを遂行できたのがSR渋谷だったという違いが、この1点差での敗戦という結果に繋がったと思います。
試合が終わるまで気を抜いて良い時間は1秒もないので、最初から最後まで自分たちがやるべきことを突き詰めてプレーしなければいけないと思います。
今回は3連勝していた中で迎えた試合でしたが、僕たちは決して強いチームではないので、常にチャレンジャーでなければいけません。
ファーストアタックから自分たちのプレースタイルに相手を引き込まないと勝てないですし、それは連勝中、連敗中関係なくいつもそうしないといけないと思っているので、明日は最初の出だしから、また全力で頑張りたいと思います。