B.LEAGUE 2023-24シーズン 第15節 富山戦 GAME1 試合レポート

1Q
相手のミスを誘い出し立ち上がりから先行

開始直後からアグレッシブなディフェンスで相手のターンオーバーを誘い出し、#21ウィリスジュニアのセカンドチャンスなどから試合の主導権を握る滑り出し。
その後ペリメーター陣の加点などからさらにリードを奪い、9点リードで1Q終了。

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2Q
追い上げを許さずリードを死守して前半終了

入りに富山に連続3PTを許すが、再びディフェンスから我慢し、#24ブルックス、#4寺園の連続得点、#2ラモスのブザービーターなどリズムよく加点し再び2桁リードを奪う。
中盤からファウルトラブルに見舞われるが、#2ラモスがB1通算1,000得点目となるAND1を沈めたのち、#21ウィリスジュニアが連続3PTを決めて流れを渡さず、50-37で前半終了。

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3Q
島谷が守備で躍動。流れを再び自分たちのものに

後半は#15島谷のレイアップでスタート。
一時シュート精度を欠き得点に伸び悩むが、#15島谷が3Qだけで3スティールと躍動し、ファストブレイクから#2ラモス、#21ウィリスジュニアらが加点し再び流れを自分たちのものに。
終盤#24ブルックスがファウルトラブルで退場する痛手を負うも、16点リードで最終Qへ。

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4Q
エントリーメンバー全員出場でホーム連勝!

#21ウィリスジュニア、#2ラモスの得点で大量リードを維持したままオフィシャルタイムアウトへ。
終盤も積極的なアタックからファウルを奪い、フリースローなどから加点。
終盤はユース育成特別枠の#34内藤、#13阿部も出場。
負傷で10月ぶりの出場となった#17綿貫のジャンパーも決まり、エントリーメンバー全員出場でホーム連勝を掴む!

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

自分たちのプラン通りのディフェンスを多くの時間でできたことが大きかった

水曜ゲームがなく比較的準備期間があった中、富山さん相手に準備したこと、特にディフェンスがゲームのスタートから良く出せたと思います。
試合を通して最初の3分間が効果的だったと考えています。

富山さんがどのようなオフェンスをしてくるのかある程度想定して準備してきた中、スイッチングディフェンスのカウンターなど含めて非常に良いスタートが作れました。
ディフェンスのリズムが良いとTOが少なくなりますし、自分たちはディフェンスをしなければ勝てないチームなので、今日はディフェンス、オフェンスともに精度高くできたことが良かったと思います。

前節のGAME2からのスタート起用となる、ドワイト、桜井、島谷、ウィル、トムがスタートを作る意味で良い仕事をしてくれました。
どの選手が試合に出たとしてもチームが求めることは同じですし、役割もある程度ポジションごとに分かれていますが、チームの基本的なディフェンスルールは統一されている中で、逸脱することなくプレーできたことが大きかったと思います。

富山さんのストロングポイントであるブバ選手がスタートから抜けることは想定外でしたが、そういった部分含めてマッチアップをミスせずに自分たちのプラン通りのディフェンスを多くの時間でできたことが、今日のゲームでのディフェンスのポイントとしては大きかったです。
トラブルが起きやすいケースでも、コートの中でマッチアップミスをしないようにコミュニケーションを取って対応できていました。

明日富山さんはよりアグレッシブにアタックしてくると思いますし、今日以上にタフなゲームになると想定されるので、今日の修正点を整理して、たとえ自分たちのシュート精度が高くない場合でもディフェンスゲームで勝てるように、良い部分を伸ばしながら、明日の試合も勝てるように準備したいと思います。

■本日出場したユース育成特別枠の2選手について
2人とも賢く能力も高い選手ですし、どのカテゴリーに出てもある程度プレーはできると思っています。
自分たちが目指しているチームバスケは、ルールや原則をすごく大事にしていて、個の能力ではなくチームとしてやるべきこと、守らなければいけないことを徹底するという意味では、物理的に準備期間や練習期間が少ないため、出場時間も限られた中でのプレーとなりますが、今日出場した約2分間の中でも光るものはありました。
より練習の回数を重ねながら、トップチームと同じ高いレベルで競争しながらやっていくことで、これからの試合に向けて絡んでいくことは期待できると思います。

#21 ダラル・ウィリスジュニア選手コメント

PF/C

ダラル・ウィリスジュニア

今日の勝利はチームとしてハードに戦った結果。チームで40分間戦えた

今日の勝利はチームとしてハードに戦った結果です。
スタートの5人がエナジーを持って良い入りができて、そのエナジーをベンチメンバーもしっかり引き継いで試合に貢献してくれて、チームで40分間戦えた試合でした。
日頃の練習の積み重ねが、今の結果に結びついていると思います。

■2Q終盤の連続3PTについて
チームメイトが、オープンの時は自信を持って打っていいよと言ってくれており、今日のシチュエーションでは島谷選手がオープンの自分を見つけてパスをくれました。
チームメイトとの信頼関係のうえで、自信を持って打てたと思います。

■ウェルシュ選手とブルックス選手がファウルトラブルの中、リバウンドも奮闘してダブルダブルの活躍だったことについて
特にウェルシュ選手はリバウンドで大きな存在感があるので、彼がファウルトラブルになった時、自分がいつも以上にリバウンドで頑張らなければいけないと感じました。
いつも以上にディフェンスリバウンドを取る意識で戦っていた中、ボールも運よく自分の方に飛んできた結果なのかなと思います。

#13 阿部竜大選手(ユース育成特別枠)

PG

阿部竜大

日頃練習していることがトップチームのコートでも活かすことができた

初めてエントリーさせていただいて、正直、出られるかは分からないだろうなという気持ちでベンチに座っていましたが、先輩方が点差を広げてくださったおかげで内藤選手と僕も出場することができました。
このような機会は決して当たり前ではないので、機会をいただけたことへの感謝をしっかり感じながら、高校生らしさを全面に出して一生懸命プレーしました。

■今日のプレーを振り返って
自分なりに出場する準備はしていましたが、ラモス選手など、先輩方が「自信を持ってやってこい」などと声かけをしてくれたので、自分が今持ってるものに対して自信を持ってプレーできたと思います。
綿貫選手へのアシストの場面では、U18でも良くあるシチュエーションだったので、日頃練習していることがトップチームのコートでも活かすことができて嬉しいです。

■明日に向けて
チャンスがあれば、ドライブからのアシスト、得点といった自分の武器を最大限に発揮できるように頑張りたいです。

#34 内藤耀悠選手(ユース育成特別枠)

SF

内藤耀悠

先輩たちが点差を広げて、自分たちにチャンスを作ってくれたことに感謝しています

今シーズンのユース育成特別枠登録後、初めてエントリーさせていただいて、昨年よりも周りを見ながらコートに立てた感触は得られました。
先輩たちが点差を広げて、自分たちにチャンスを作ってくれたことに感謝していますし、小野寺HC含め、このような機会を与えてくださったチームに感謝しています。
明日も良い雰囲気のまま、ベンチから盛り上げられるように頑張りたいです。

■今日のプレーを振り返って
要らないファウルをしてしまった場面など、反省が多いです。
パスカットを取り切れない場面もあったので、状況判断や反応速度を上げていく必要があるなと思いました。

■明日に向けて
今日はパスを繋げた場面もあったので、最適な判断しながら、シュートを狙いつつ、ディフェンスで相手の思うようにさせないプレーができればと思います。
オフェンス、ディフェンス、メンタル面、人間性、全て向上させないとこの先通用しないと思っているので、しっかり先輩方から学びながら頑張ります。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第15節 富山戦GAME1 試合ハイライト

スタートからアグレッシブなディフェンスでトーンセットに成功。
相手のミスを誘い出し、ウィリスジュニアが連続得点を沈めるなどで立ち上がりから主導権を握る展開。
その後リズム良く加点を続け2桁ビハインドでゲームを折り返す。
3Qはファウルトラブルに見舞われ痛手を追うも、島谷が4スティールと躍動して流れを渡さず、大量リードを保ち最終Qへ。
終盤はユース育成特別枠でエントリーした#34内藤、#13阿部が出場。
負傷で10月ぶりの出場となった#17綿貫のジャンパーも決まり、エントリーメンバー全員出場でホーム2連勝を掴む!

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