B.LEAGUE 2023-24シーズン 第11節 群馬戦 GAME2 試合レポート

1Q
立ち上がりから拮抗。GAME1との違いを見せロースコアな滑り出し

スタートは昨日と同じ陣容の#4寺園、#21ウィリスジュニア、#40ウェルシュ、#66松下、#81関野。
GAME1と打って変わり拮抗した立ち上がりの中、序盤は#21ウィリスジュニアの奮闘や#15島谷のアタック、#66松下の3PTで加点。
接戦が続く中、タフなディフェンスから流れをものにし、#11桜井のアシストから#40ウェルシュのダンク、#21ウィリスジュニアのブザービーターでリードを広げ5点リードで1Q終了。

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2Q
追い上げられても再び離し、7点リードで前半終了

2Qは#24ブルックスのレイアップでスタート。
#21ウィリスジュニアが前半だけで17得点と躍動して2桁リードに持ち込むが、中盤は高い壁でペイントを阻まれ得点が停滞。
その間群馬に追い上げられ一時は同点となるも、我慢強いディフェンスや、#4寺園・#15島谷らガード陣の積極的なアタック、終わり際に#81関野の3PTでリードを死守し、7点リードで前半終了。

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3Q
ターンオーバーから流れを手放しビハインドへ

入りは群馬の強度の高いディフェンスを前にターンオーバーが続いて失点し、タイムアウトを請求するも流れを断ち切れず逆転を許す。
最初の3分半を無得点に終えた北海道は#24ブルックスの得点を皮切りに、#40ウェルシュのセカンドチャンス、#11桜井の身体を張ったルーズボールなど粘り強い戦いを見せてクロスゲームを展開するが、最終的に8点ビハインドで最終Qへ。

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4Q
スリーポイントで懸命の追い上げを見せるも届かず敗れる

追い上げが必要な中、#7中野がスリーポイントを連続で沈めて群馬を猛追、3点差に迫り群馬がタイムアウトを請求。
勢いに乗りたいところで要所でのターンオーバーから思うように流れを掴めず、8点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
その後再びワンポゼッション差まで詰め寄り、この日好調の#21ウィリスジュニア、#7中野らが3PTを決めて追いかけるが、試合時間が過ぎ悔しい連敗を喫した。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

良い試合というだけでなく、勝つ試合をお見せするために引き続き全力を尽くしたい

昨日の反省を踏まえ、試合の入りや前半については、プラン通りに我慢強くプレーすることができました。
特にディフェンスについては、トランジションの部分やピックアップミスの改善も見られ、前半は相手を32得点に抑えるなど、良い守りで相手をコントロールできていた時間帯が長かったと思います。
オフェンスでもアドバンテージのあるショットは作れていたと感じます。

しかしGAME1と同じく、後半の入りはターンオーバーからの失点が多く、オフェンスの良くない終わり方がディフェンスにまで影響し、ビッグクォーターを作られて逆転されてしまいました。
我慢強くできている時間帯もあるのですが、一つのミスを長時間引きずってしまうのは自分たちの弱さの一つです。
自分たちで崩れてしまう、自滅してしまうゲームが非常に多いので、まずはオフェンスの終わり方の改善、そしてどんなオフェンスの終わり方だったとしても、それをディフェンスに影響させないマインドセットが必要だと感じています。

今日の群馬戦含め、これから川崎、A東京との対戦でアウェーゲームが続きますが、北海道からも多くの方が会場に駆けつけてくださっていますし、配信などで試合を見て応援してくださっている方も多いと思います。
良い試合というだけでなく、勝つ試合をお見せするために引き続き全力を尽くします。

#11桜井良太選手 コメント

SG/SF

桜井良太

戦術の問題ではない。一人一人が『俺がやってやる』という気持ちで試合に臨んでいくしかない

後半にGAME1と同じような、ターンオーバーから失点する展開になってしまったゲームでした。
これは戦術、戦略の問題ではなく、試合が決する時間に近づくにつれて、自分が決めてやるという気持ちを出す選手がおらず、弱気になってしまったところでターンオーバーがかさんで失点しています。この雰囲気では絶対に勝てません。
今日はスタッツやゲームの流れを見ても勝てる可能性があった中、スコアだけ見れば途中までクロスゲームで良いゲームだったという見え方もあるかもしれませんが、プレーしている自分たちとしては非常に残念なゲームでした。

試合後のロッカーでも話したのですが、ここ最近は弱気になったところでミスをして、毎回同じ展開になってしまっています。
今日もターンオーバーがなければチームの目標である70失点近くに抑えられたはずです。
ここから先勝っていくためには、一人一人が『俺がやってやる』という気持ちで試合に臨んでいくしかありません。
打たせたい選手にボールが入らず、残り時間が少ない中で自分がボールを持った時、焦って難しいパスを選択するのではなく、腹をくくって『俺が決めるんだ』という気持ちでプレーしなければいけません。
繰り返しになりますが、戦術戦略ではなく気持ちで変えていく、ということをチームには伝え続けていきたいと思っています。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第11節 群馬戦 GAME2 試合ハイライト

GAME1とは打って変わり、互いにローペースで拮抗した滑り出しとなる中、我慢強いディフェンスから流れをものにし7点リードで1Qを終える。
2Q中盤は群馬に追いつかれる場面がありながらも、ウィリスジュニアが前半だけで17得点と躍動し、ガード陣の積極的なアタック、関野の3PTなどでリードを死守して後半へ。
昨日課題となった3Qの入りは修正が叶わず、ディフェンス強度を上げた群馬に対してターンオーバーを頻発。桜井の体を張ったプレーなど粘り強い戦いを見せるも、逆転を許す展開となり8点ビハインドで最終Qへ。
なんとか逆転したい北海道は4Qに中野の3PTなどでワンポゼッション差まで相手を猛追するが、最後は要所で得点を沈めた群馬に逃げ切られ、悔しい連敗を喫した。

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