B.LEAGUE 2023-24シーズン 第9節 三遠戦GAME2 試合レポート

1Q
序盤からエナジーを見せるもファイルトラブルから僅かにリードされる

序盤からペイントアタックやインサイドを基点としたオフェンスが機能し、バランスの良い得点を重ねたことがディフェンスにも影響し、簡単に得点させない強度の高いディフェンスで残り2分半まで三遠を10点に抑える。
リードする展開の中、相手のアタックやインサイドに対してファウルトラブルを誘発され、フリースローによる失点で徐々に点差を詰められ、終盤逆転されて1Q終了。

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2Q
相手の速いペースに翻弄されるも、一歩も引かずに互角の展開

1Qに得点を量産した#21ウィリスジュニアを2Qもスタートから起用、逆転を図るが、三遠の速い展開に引きずられ自分たちのペースに持ち込めない。
我慢の展開が続く中、#15島谷、#21ウィリスジュニアらが積極的なアタックから得点を重ね、終盤に追いつき2点ビハインドで後半へ。

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3Q
2桁点差をつけられるも粘りで点差を引き戻し最終Qに望みを繋ぐ

序盤から外角のシュートが入らない北海道に対し、高確率な3PTを決められ点差を離されるも、#21ウィリスジュニアがオフェンス面で孤軍奮闘し、粘りを見せる。
前半得点のなかった#7中野が3PTにこだわらずペイントアタックから得点を積み上げると、最大12点差から徐々に点差を戻し、8点ビハインドで勝負の行方は最終Qへ。

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4Q
最後まで我慢することができず大量失点による敗戦

追いつきたい北海道は序盤こそ効率良く得点を重ねるも、三遠も高確率のオフェンスとフリースローで得点を積み上げ、次第に点差を離されオフィシャルタイムアウトへ。
最後の5分に勝負をかけるものの、三遠のペースの落ちない攻撃に対して我慢することができず、さらに点差を離され100点ゲームでの敗戦となった。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

ファストブレイクとセカンドチャンス、絶対にやらせてはいけない部分でやられてしまった

前半に関しては我慢しながら選手たちも遂行してくれましたが、後半に関しては内容的にも結果的にもシーズンを通してワーストだったと思います。
トランジションからの失点や3PTなどを確率良く決められてしまったことで我慢することができずに、ファストブレイクとセカンドチャンスといった、自分たちが相手に絶対にやらせてはいけないことを、100失点のうち40点もそこで取られてしまっては、なかなかいい結果にはつながらないと思いますので、チームとしてのディフェンスが勝敗に影響する大きな要素になってきます。

得点面においては80点近く取れてはいますが、相手の速いペースに引っ張られてしまった結果であり、勝つためには相手以上にスコアしなければいけないので、自分たちは70点以下を目安にもっと失点を抑えないと勝つことは難しいです。
外からのシュート確率を高めていくことはもちろんですが、得点効率などはポジションやプレースタイルによって異なるので、それぞれの役割を活かしながら次の仙台に向けて準備していきたいと思います。

#81 関野剛平選手コメント

SG/SF

関野剛平

やるべきことを全員が理解し40分間継続することが重要。バイウィークを経た改善もあったので継続したい

今日の試合に関わらず、勝てなかった試合の多くは、チームとしての決まり事やルールを守れない時間帯に相手に得点を重ねられてしまうことが要因だと思っています。
前半できていることが後半に遂行度やディフェンスの強度が落ちてしまうことで相手にオープンスペースを与えてしまい、自分達から気持ちが切れてしまうと今日の試合のような結果になってしまうので、一人一人がチームのルールをしっかり理解し、40分間継続して遂行することが勝ちに繋がっていくと思います。

得点が取れていない自分も含めた日本人のウイング陣に関しては、バイウィーク期間中に取り組んだ、外のシュートだけではなく、ペイントへのアタックやドライブなどを増やして得点効率を高める形が、今節は少しですが出せていたと思います。
ブースターの皆さんには長くホームで勝利を届けられず申し訳なく思っています。
チームは内容以上に勝利にこだわって毎試合戦っていますので、次はしっかり勝つ姿をお見せできるように頑張ります。

#11 桜井良太選手コメント

プロスポーツチーム同士の連携を深めて北海道のスポーツの盛り上げていきたい

昨日の敗戦を経て、今日の試合前にチームでやるべきことを確認してきた中のやられてはいけないことをやられてしまい、特に後半はファウルも増えてしまい、相手に流れを渡してしまいました。内容的には良くない試合だったと思います。
もう少し時間帯やシチュエーションにおいて、必要な動きをコートに出ている選手たちが考えて、よりスマートに賢く進めることが大事だと思うので、その辺りは練習でよりコミュニケーションをとりながら進めていきたいと思います。

今節は、クラブとしてはじめてのバレーボールチームとの共催を通して、より北海道のプロスポーツチームが連携を図って相互に集客や認知に繋がる取り組みだと感じています。
今回をきっかけにヴォレアスさんやバレーボールのファンの方にもご覧いただけたと思いますし、レバンガやバスケファンの皆さんにもバレーボールを知ってもらい、今後も北海道のスポーツを盛り上げていければと思っています。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第9節 三遠戦GAME2 試合ハイライト

GAME1の悔しい敗戦を経て、試合序盤は良い流れから得点を重ね、遂行度の高いディフェンスにより、相手の得点を抑えられていたが、ファウルトラブルによるフリースローで相手に簡単に得点を許してしまう。
前半は僅差で追う展開であったが、後半相手のトランジションからの得点を止められずハイスコアゲームになってしまい、結果的に100点ゲームでの敗戦となった。
次節はHOMEで同地区仙台との一戦。
負けられない戦いが続く中、次こそ連敗ストップし流れを変える。

次節ホームゲーム情報

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