B.LEAGUE 2023-24シーズン 第7節 宇都宮戦 試合レポート
1Q
寺園の連続加点で対抗するもビハインドでスタート
立ち上がりは7-0のランを許して8:30にタイムアウトを請求。
中へのアタックを試みるが、宇都宮の強固なDFを前に苦戦し重たい試合運びに。
何とか#4寺園のプルアップなどから加点して応戦するが、終わり際に連続3PTを許して2桁ビハインドを背負い1Q終了。
2Q
相手の激しいDFを前に重たい流れが続く我慢の展開
入りは外国籍選手を相手に#66松下らがタフなディフェンスで対抗。
何とかオフェンスのギアを上げたいところだが、相手の激しいボールプレッシャーを前になかなかスコアメイクできず、オフェンスのリズムを掴むことができない我慢の展開が続く。
#7中野、#21ウィリスジュニアが加点するもリードを広げられ、40-21で前半終了。
3Q
ローペースの3Qも引き続き我慢の展開
後半は互いにローペースとなる中、タフショットに追い込まれる北海道は良い形でフィニッシュできず、オフェンスのリズムに乗れない苦しい時間帯が続く。
ボールムーブから#81関野、#21ウィリスジュニアが3PTで加点するが、相手も#42フォトゥを中心にインサイドから着実に点を積み重ね、さらに点差が開いて最終Qへ。
4Q
最後まで喰らいつくも厳しい敗戦
相手のアタックをファウルストップしていくが、インサイドからの加点を止めることができずさらに点差を離される苦しい試合運びが続く。
オフィシャルタイムアウト明けは#7中野ら日本人選手の加点で奮起し意地を見せるが、3Qまでの厳しい展開を覆すことができず悔しい黒星となった。
小野寺龍太郎HC
小野寺龍太郎
皆さんに申し訳ないゲームをしてしまった
宇都宮さんの非常にフィジカルなディフェンスに対して、勝つべきゲームをするための入りができなかったと思います。
誰が試合に出る、出られないに関わらず、今日コートに立つことができるメンバーで勝つための準備をしなければならないですし、勝つためのパフォーマンスを出し切るという基本的なことができていなかったゲームだったと感じています。
今日はある程度フィジカルなゲームになることは想定していましたが、そこに対してショットも打てず、チーム全体がファイトする意識が低かったゲームになりました。
選手たちは怪我人が多い中でもタフに頑張ってくれたと思いますが、怪我人がいることを敗戦の言い訳にしたくはありませんし、もっとできることがあったはずです。
北海道から来てくださった方、バスケットLIVEで応援してくださった皆さまに申し訳ないゲームをしてしまいました。
すぐに週末のゲームも控えており、調整の難しいスケジュールではありますが、ホームに帰って勝利をお見せできるよう、またしっかりと良い準備をして週末に臨みます。
#4 寺園脩斗選手
寺園脩斗
毎試合やり切ることをチーム全員で何度も意識し直して、次戦に臨みたい
今日はブルックス選手とラモス選手が出場できない可能性があるとなった時に、得点が伸びないことは想定できたので、チームとしてディフェンスを頑張る、やり切ることにフォーカスして臨みました。
入りのところで簡単に得点を取られすぎて、流れを作られてしまい、自分たちがやりたいフィジカルな守りを逆に相手にやられてしまい、そこが敗因になってしまったと感じています。
前半は自分がボールを持つ時間が長く、パスが回っていないと感じていたので、ボールを動かすことを意識していましたが、ウィング陣をはじめ全員がもっとゴールを見ないといけないですし、得点を取りにいかなければいけないです。
このあとも、ケガなどで出ることができない選手がいたとしても、チームとしてステップアップしていかなければならないと思います。
週末のゲームに向けて、この短い期間で大きな変化をすることは難しいですが、まずはしっかりとディフェンスでフィジカルに戦うことをチームのスタンダードにできるように、対戦相手に関わらず、先週できたことができないということはあり得ないので、チームとして徹底してやっていかなければいけないです。
前節のようにディフェンスで戦うことができれば勝てる、できなければ今日のようなゲームになってしまうことは明確なので、毎試合やり切ることをチーム全員で何度も意識し直して、次戦に臨みたいと思います。