B.LEAGUE 2023-24シーズン 第5節 島根戦GAME2 試合レポート

1Q
互いに譲らず入りから激しい展開に

#24ブルックスのコーナー3PTからスタート。
島根の激しいディフェンスを受けながらもアタックから加点するが、相手も譲らず#3安藤らがタフショットを沈めて拮抗した展開となる。
中盤、#4ケイの連続得点で7点差となるも、#40ウェルシュがセカンドチャンスをものにして喰らい付き、3点ビハインドで1Q終了。

''

2Q
積極的なアタックから流れを打開

滑り出しは得点に結び付かず我慢の展開。
#24ブルックスや#15島谷のファストブレイクなどで重たい流れを打開してリードを奪い返すが、島根#13津山の3PT、#4ケイらの得点でビハインドとなり、僅差を追いかける試合運びに。
強力な得点源に対して#66松下らを筆頭に泥臭いディフェンスで対抗すると、終わり際に#2ラモスがブザービーターで3PTを沈め2点差で前半を終える。

''

3Q
ディフェンスから勢いを取り戻し勝負を繋ぐ

開始早々ブルックスが3PTを沈めるもアクシデントにより一時コートを離れる。
負傷の不安がよぎり流れが傾きかけると、島根に連続得点を許しタイムアウトを請求。
その後ディフェンスのインテンシティを取り戻し、#81関野のファストブレイク、#40ウェルシュのダンクショットなどで対抗し、リードチェンジを繰り返しながら2点ビハインドで最終Qへ。

''

4Q
離されても喰らい付く。意地を見せてオーバータイムへ

どちらに転ぶか分からない展開が続く中、島根#32晴山、#3安藤らの連続得点で島根の攻勢に。
タイムアウトで流れを断ち切りたいところだが、ターンオーバーなどからオフェンスのペースを掴めず9点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
しかしここから意地を見せ、#21ウィリスジュニアのバスケットカウントやアタックからのフリースローで詰め寄り2点差まで追い上げに成功。
タフなディフェンスから相手のボールを奪い、残り12.0で#21ウィリスジュニアが同点に持ち込みオーバータイムへ。

''

EX
最後の1秒まで争うも及ばず敗戦

#4寺園の加点やフリースローなどで流れを繋ぐが、互いに譲らず勝負は平行線に。
2点ビハインドで残り1分を切り#28ウィリアムスの加点で4点ビハインドの苦しい状況となるが、残り24秒でラモスが3PTを沈め1点差に。何とか最後まで必死の攻防を展開するが、あと一歩及ばず悔しい敗戦。

小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

選手たちは45分間タフに戦ってくれた。次戦に向けて下を向かずにしっかりと準備したい

昨日のようなクロスゲームを落としてしまった後、今日は選手たちがよくカムバックしてくれたと思います。
安藤選手やニック・ケイ選手へ非常にタフなディフェンスを続けてくれたと思いますし、やられてしまうケースはいくつかありましたが、やらなければいけないディフェンスなど、高い遂行度でやってくれたと思います。

ここ最近のクロスゲームを勝ちきれない要因はコーチである自分にあると思っていますし、選手たちは45分間タフに戦ってくれました。

北海道から島根まで駆けつけてくださったブースターの方も多くいた中で2日間勝ちきれなかったことは非常に悔しいですし、選手の頑張りに対して勝たせてあげることができなかったことに対して責任を感じています。

次のFE名古屋戦に向けて、下を向かずにしっかりと準備していきたいと思います。

#24 デモン・ブルックス

SF/PF

デモン・ブルックス

チームとして確実に成長している。前を向いて戦い続けたい

今日のゲームは今シーズンの中で試合を通して戦えたゲームではあると思いますが、最後オーバータイムまでもつれた試合を勝ちきることができず非常に残念です。

まだシーズンは長いですし、チームとして確実に成長していますので、成長している部分をポジティブに捉えて、次の試合に向けて前を向いて戦い続けたいと思います。

#15 島谷怜

PG

島谷怜

プレーの積み重ねが勝敗を左右する。自分たちの力を出し切って、勝ちきれるチームになっていきたい

勝負どころの1プレー、ディフェンスやリバウンドなど一つひとつのプレーで相手を上回れるかどうかが接戦で勝ちきるためには必要であり、何か一つのポイントではなく、プレーの積み重ねが勝敗を左右すると思います。

延長戦は先手を取った方が有利なので、ディフェンスはもちろん、相手はファウルがこんでいたこともあり、オフェンスでもアグレッシブにアタックし、リバウンドもしっかり飛び込もうと話をして臨みました。

自分たちは20点差をつけて勝てるチームではなく、競った展開で相手を上回って勝つチームであり、その競った展開を作った千葉J戦からの3試合に勝つことができていないので、接戦に持ち込むことはもちろん、接戦を勝ちきれなければ勝ち星を増やしていくことはできないと思っています。

チームとしては悔しい試合が続いていますが、1つ勝つことで自信に繋がると思いますし、次に向けたまた良い準備をして、自分たちの力を出し切って、勝ちきれるチームになっていきたいと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第5節 島根戦GAME2 試合ハイライト

立ち上がりから拮抗した試合運びとなり、ディフェンスから激しくぶつかり合う。
僅差の戦いを続ける中、相手の3PTやバスケットカウントに何度か流れを渡しかけながらも、チームディフェンスから立て直しを図り、流れを渡さず2点ビハインドで前半を終える。
後半もクロスゲームとなる中、4Qでは島根の連続得点で攻勢を奪われ2桁ビハインドのピンチに陥るが、泥くさいディフェンスで相手のハンドラーをしっかりと捉え、再び流れを奪い返し勝負をオーバータイムに持ち込む。
オーバータイムでも勝負は平行線となり、互いに譲らずワンポゼッション差を争う展開が続くものの、残り1分を切り4点ビハインドに。
攻守ともにタフに戦い、1点差まで追いかけるが、最後はフリースローを沈めた島根に逃げ切られ悔しい敗戦となった。

次節ホームゲーム情報

ホームゲーム情報はこちら