B.LEAGUE 2023-24シーズン 第4節 千葉J戦 試合レポート

1Q
ビハインドの立ち上がりとなるもディフェンスで我慢

立ち上がりは#24ブルックスが連続加点して集中したディフェンスを展開するが、それ以降得点が伸びずにやや千葉Jの攻勢となり、ファウルからのフリースローを与えるなどでビハインドとなる。
相手にタフショットを沈められる時間帯がありながらもディフェンスで我慢し、#2ラモスのアタック、#66松下の3PTなどで応戦して5点ビハインドで1Q終了。

''

2Q
粘り強い戦いで流れを引き寄せ相手を猛追

入りに千葉J#13大倉に連続得点を許し一時2桁ビハインドとなるが、ディフェンスとリバウンドで粘り強く戦って相手に流れを渡さない。
積極的なボールムーブからシュートチャンスをメイクし、#11桜井、#2ラモスの3PTで加点し千葉Jを猛追すると、#24ブルックスのインサイドでの奮闘も光り、2点ビハインドで前半を終える。

''

''

3Q
日本人選手らの3PTで応戦し1点差まで追い上げる

後半は#81関野を筆頭に前線から激しいDFを敷くが、TOなどから流れに乗り切れず、逆転の機会を掴みきれない。
拮抗状態が続く中、千葉J#12金近の3PTで再び離されるかに見えたが、#7中野の連続3PT、#15島谷の3PTで対抗し1点ビハインドで最終Qへ。

''

4Q
僅差の戦いを見せるも、千葉Jの勢いを封じ切れず敗戦

4Qの入りは思うようにオフェンスが繋がらず、その間0-10のランを許す苦しい展開となる。 リングにアタックを続けてフリースローなどから加点すると、#21ウィリスジュニア、#24ブルックス、#66松下らの連続3PTが決まり、3点ビハインドまで追い上げる猛攻を見せる。
残り時間が少なくなる中、#15島谷のアタックなどで懸命に追いかけるが、千葉J#2富樫の連続3PTで突き放され、あと一息及ばす77-82で悔しい敗戦となった。

''

''

小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

満員の会場で僅差のゲームを落として悔しい。勝ち切る力が自分たちには足りなかった。

普段自分たちが守るべきルールと、相手に対するアジャストを織り交ぜながら戦わなければいけないゲームでしたが、特に1Qで、相手に心地良くプレーさせ過ぎてしまいました。
トータルで82点取られているのも自分たちにとっては多いと感じています。

また試合終盤はターンオーバーから走られ、自分たちが仕掛けたいハーフコートディフェンスができない場面が目立ちました。
4Qだけで8つのターンオーバーから11失点してしまったので、自分たちから崩れてしまったゲームだったとも思います。

松下選手、関野選手、桜井選手など、富樫選手にマッチアップした選手たちはタフに頑張ってくれて、チームとしても良いディフェンスを展開でき、勝てるチャンスがあるゲームだったのは間違いありませんが、最後、勝ち切る力が僕たちには足りませんでした。

満員のきたえーるで勝利を分かち合いたかったのですが、僅差のゲームを落としてしまい、非常に悔しさが残ります。
次は11月中旬までホーム戦が遠ざかりますが、まずは週末のアウェー戦で連敗を止めるべく、全員で良い準備をしていきたいと思います。

#7 中野司選手

SG

中野司

どんな時でもシュートを狙い続けて、自分の役割をコート上で訴えていきたい

個人のオフェンス面では、ここ数試合シュートタッチが上がらなかった中で、比較的良いタッチで打てた試合でした。
ディフェンスでは、特に1on1のディフェンスなどで自分の足りない部分を感じたので、そこは見つめ直して改善していきたいです。
チームとしては、大事な時間帯でのターンオーバーから失点し、そこで試合が決まってしまいました。
相手の失点を抑えるゲームプランで臨んでいる中で、自分たちのミスから相手に流れを渡してしまったのは一番反省すべき点だと思います。

Q.今日は連続で2本の3PTを決め切ましたが、ここ最近は不本意な結果が続いていた印象です。そのことについて
シュートが入らないからといって、迷って打たないのは違うと思っています。
ここ数試合、個人的にシュートタッチが良くない状況が続いていた中、性格的にもネガティブに考えてしまうことがありました。
タッチが良くないからといって打たなければ自分の存在価値は無くなってしまうので、しっかり切り替えて、これからも打てるタイミングでは積極的にシュートを狙っていきたいですし、コートに立つ時間で自分の役割をしっかりとアピールしていきたいです。

Q. 今日は6,600名を超える方が観戦に訪れてくれたことに関して
1本目を決めた後の歓声のおかげで、次の2本目も入ったと思っています。
味方が決めた時の歓声もとても大きく聞こえて、チームにとって本当に力になりました。
そのような中で、自分たちのミスから相手に流れを持って行かれて負けたのは非常に悔しいです。
しっかり反省して、次に繋げていきたいと思います。

#15 島谷怜

PG

島谷怜

すごく悔しい気持ち。しかしオフェンス面ではステップアップできた試合だった

すごく悔しい気持ちが強いです。
僕を含め、勝負所でのターンオーバーやディフェンスのミスコミュニケーションが勝敗に響いてしまいました。
たくさんの方が来場してくださり、皆さんの声援が後押しになりましたが、終盤に自分のミスもあり、非常に悔しさが残っています。

Q.今日は前節の影響で寺園選手が出場できない中、どのようなことを意識していましたか?
プレータイムが伸びることは想定しており、特にオフェンス面でどのようにペースコントロールしようか考えていました。
前半までは良いバランスでオフェンスできていたと思いますが、3Qで走られた時に焦ってしまい、ミスが続いた時間帯がありました。
体力的にバテることはありませんでしたが、最後、自分のミスも含めてイージーなターンオーバーが続いてしまい、ゲームメイクの部分では反省していますし、責任を感じています。
ただ今日は、前節悔しい結果に終わった中、全員がアグレッシブに得点しようという姿勢を失わず、要所で決め切ることができ、ステップアップできた試合になったと思います。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第4節 千葉J戦 試合ハイライト

立ち上がりは千葉Jにやや攻勢が傾くも、集中したディフェンスで我慢し続けて流れを渡さず、松下、桜井、ラモスらがオープンショットを沈め切るなどで応戦。
一時は2桁点差を付けられながらも、インサイドでのブルックスの奮闘など積極的に得点を狙う姿勢を失わず、2点ビハインドでゲームを折り返す。
後半は関野、松下らを筆頭に前線から激しいディフェンスを展開するが、ターンオーバーが目立ち始めて流れに乗り切れず、僅差を争う展開が続く。
4Qの入りに0-10のランを許して離されるが、シュートチャンスを逃さず打ち切った北海道が再び猛追して3点差まで追い上げ、どちらに転ぶかわからない展開に。
しかしゲーム終盤、ターンオーバーなどから勢いを掴み切れず、千葉J富樫の連続3PTに振り切られてあと一息及ばず敗戦。
週末のAWAY島根戦での連敗阻止を誓いたい。

次節ホームゲーム情報

ホームゲーム情報はこちら