B.LEAGUE 2023-24シーズン 第3節 三河戦GAME2 試合レポート

2Q
終始流れを掴めず重たい立ち上がりに

立ち上がりはリズムに乗れず重たい立ち上がりとなる中、#19西田、#0オーガストらにペイントを突破されて8点ビハインドとなり6:30でタイムアウトを請求。
その後もシュート確率が上がらず苦しい試合運びが続くが、#40ウェルシュ、#15島谷、#24ブルックスの連続得点で反撃。
しかしその後もTOから失点するなど流れを掴みきれず、#7長野に3PTを許して22-8で1Q終了。

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1Q
三河に高確率な3PTを許して大量ビハインドを背負う

相手のゾーンディフェンスに苦しむ中、#2ラモスの連続アウトサイドで反撃に出るが、#54ガードナーにも3PTを決められ差が縮まらない。
#18角野の連続3PTで突き放されタイムアウトを請求するが、その後も攻守ともに立て直すことができず、単発なオフェンスのシュートが落ちる一方、三河には計9本の3PTを沈められ32得点のビッグクォーターを許し、54-18の苦しいスコアで前半を終える。

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3Q
自分たちのリズムを取り戻して反撃を開始

#21ウィリスジュニアの連続3PTで反撃の兆しを見せる滑り出しとなる。
ディフェンスの強度も取り戻し、相手のミスを誘い出すディフェンスから三河の得点ペースを抑える中、#15島谷のスティールから#24ブルックスがファストブレイクを沈め、#21ウィリスジュニアが加点する。
何とかビハインドを20点台に戻したが、終わり際に#0オーガストにビッグプレーを許し、66-36で3Q終了。

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4Q
インサイド陣の奮闘で巻き返すも前半の大差を埋められず敗戦

ディフェンスの集中力を切らさず、フロントコートから仕掛けて#21ウィリスジュニア、#2ラモスらが連続加点。
その後も#24ブルックス、#40ウェルシュらの得点で追いかけるが、好調の#54ガードナーに再び3PTを許してタイムアウトを請求。
点差が開いたままゲーム終盤を迎え、#40ウェルシュがインサイドから加点して意地を見せるも、前半に背負った大量ビハインドを取り戻すことができず、78-56の大敗となった。

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

得点面での苦労がDFにも影響。切り替えて、ホームで連敗ストップのために準備したい

昨日の試合とは違った内容にするために、まずはディフェンスにフォーカスして、取り組んできたことを出そうと伝えて臨みましたが、前半に得点面で苦労してしまい、自分たちの思うようなプレーやオープンショットが入らないことから、我慢することができずにディフェンスにも影響が出てしまい、失点が多くなってしまいました。
点差が離れてしまいましたが、後半に関しては自分たちのやるべきルールを徹底し、ディフェンスの強度を高めることはできましたが、点数を取らないと勝てないので、オープンショットの確率を上げていかなければいけないです。
次はホームゲームですし、切り替えて連敗を止められるように、短い期間ではありますが準備していきたいと思います。

#11 桜井良太選手

SG/SF

桜井良太

下を向いていてもすぐに試合がやってくる。次節ホームに向けて切り替え、練習する

昨日やられてしまったポイントについて試合前のMTGで確認して臨みましたが、前半に自分たちがゾーンディフェンスを仕掛けた際に相手にしっかり攻略されて流れを持って行かれてしまったので、裏目に出てしまった部分もありました。
ディフェンスのコミュニケーションに関しては、昨日から改善できていたところもありましたが、徹底しきれなかった部分がまだまだ多いので、そこは練習から取り組んでいきたいと思います。
下を向いていてもすぐに試合はやってくるので、タフな状況ではありますが次に向けて切り替えて、ホームで勝利して連敗を止められるように準備したいと思います。

今季初のアウェーゲームでしたが、シーホース三河さんや会場のブースターさんが入場時のコールを準備してくれたり、温かく迎えてくれて嬉しかったです。
地元(三重県)も近く、大学時代(愛知学泉大学)を過ごした愛知県での開催ということもあり、家族をはじめ沢山の方が来てくれていたのですが、いいところを見せられなかったので、来月のFE名古屋戦でまた愛知県での試合があるので、その時にはチームの勝利や自身の活躍を見せられるように頑張りたいと思います。

#15 島谷怜選手

PG

島谷怜

ひたすら相手に立ち向かい、勝利に向かってやり続けるのみ

自分たちがやりたいオフェンスの形ができていた時間帯は多かったのですが、決めきれなかったことで厳しい結果に繋がりました。
またペイントアタックせずに単調な3PTになってしまっていたので、相手にとって守りやすい形に自分たちでしてしまったことも敗因の一つだと思います。

Q.後半は巻き返しがあったように思うが、その要因について
後半はペースを変えたり、3PTを狙うだけでなく、ビッグマンのランを活かしたり、PGが相手を引き付けてリズムを崩すといったような駆け引きもあったのですが、それが前半よりも少し上手くいっただけ、少しシュートが入っただけであり、日本人選手の得点が伸びておらず、シュートの精度が上がっていないのは大きな問題だと思っています。
僕も含めて選手たち一人ひとりの責任です。決め切らないと勝てるチームにはならないので、決め切る力をつけなければいけないと思っています。

ディフェンス面では、試合の入りは我慢できずに相手のやりたいことをやらせてしまいましたが、後半はよりボールプレッシャーを強めたことで相手のターンオーバーが増えました。
これが前半からできていれば、また違った展開になったと思うので、非常に勿体無い試合になってしまいました。

Q.次戦に向けて
僕たちは決して強いチームではないので、ひたすら相手に立ち向かっていくのみです。
基礎的なことですが、相手へのディフェンスプレッシャーの強度を見つめ直して、自分たちにできることを全て出し切らなければいけません。
ホームですし、絶対に負けられないので、勝利に向かってやり続けるのみです。

B.LEAGUE 2023-24シーズン 第3節 三河戦GAME2 ハイライト

昨日のGAME1からのカムバックを誓った北海道だが、立ち上がりからリズムに乗れず重たい出だしとなりビハインドからのスタート。
なかなか突破口を見つられずに試合が進む中、三河にゾーンディフェンスの裏目を突かれて次々と3PTを許し、2Qだけで32失点の苦しい展開に。
後半はエナジーを取り戻して相手の得点ペースを抑えることに成功するが、ペリメーター陣のシュート精度が上がらず、逆転のためのビッグクォーターを作り出すことができない。
フロントコートからのディフェンスやインサイド陣の奮闘で最後まで対抗するが、前半に背負ったビハインドが大きな痛手となって敗戦。
3日後のホームでの千葉J戦での奮起に懸ける一戦となった。

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