B.LEAGUE 2023-24シーズン 第1節 秋田戦GAME1 試合レポート

1Q
大量失点を許す苦しい立ち上がり

立ち上がりは秋田の強いプレッシャーを前にリズムを掴めず、#51古川の連続3PTなどで0-13のランを許し苦しい立ち上がりに。
タイムアウトで流れを断ち切るかに思えたが、流れに乗る#51古川を止めきれず大量ビハインドを背負う。
前半2回目のタイムアウトを請求後、#15島谷の積極的なアタックや#2ラモスの3PTなどで加点すると、徐々にペースを取り戻し11-23で1Q終了

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2Q
徐々に自分たちのリズムを取り戻す

好調な#15島谷が3PTを沈めると、入りからタフなディフェンスを仕掛け、秋田の得点ペースを落とすことに成功。
5-5でオフィシャルタイムアウトに持ち込むが、要所でのターンオーバーが重なり思うように巻き返すことができない。
#4寺園のルーズボールへのダイブや泥臭いリバウンドなどで奮闘し、#21ウィリスジュニアのアタックなどで加点するが、その後が続かず、24-41で前半終了。

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3Q
ディフェンスから流れを掴み秋田を猛追

後半の滑り出しはどちらに流れが転ぶか分からない拮抗した展開となる。
#15島谷のスティールや#24ブルックス、#21ウィリスジュニアのインサイドで猛追し、 泥臭いディフェンスで相手のターンオーバーを誘うと、このQは秋田をわずか8得点に抑え、10点差まで追い上げて最終Qへ。

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4Q
逆転のチャンスを狙い続けるが悔しい敗戦

#21ウィリスジュニアの連続得点で5点差まで追い上げるが、秋田も#5田口の3PTなどで譲らず、ビハインド1桁からなかなか差が埋まらない。
何とか逆転したい北海道は#4寺園のジャンパーや#15島谷の3PTで追いかけ、終盤はファウルゲームに持ち込むが、最後まで得点ペースを落とさなかった秋田に惜しくも届かず59-69で悔しい黒星となった。

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小野寺龍太郎HCコメント

HC

小野寺龍太郎

本当に悔しい。しっかり準備して明日もう一度戦う

試合の入りで躓いてしまったことが大きな敗因の一つだと思います。
最初の5分間は、自分たちの想定以上の秋田さんのプレッシャーディフェンス、そして古川選手の素晴らしいパフォーマンスに引っ張られてしまい、思うようなプレーができなかったと感じています。
相手が流れに乗っている時間帯で、やらなければいけないことができていたかは後ほどしっかり検証する必要がありますが、足りなかった部分は確実にあると思っています。 ただ自分たちの狙い通りにできていた時間帯も多かったので、良かった部分、修正しなければいけない部分を洗い出して明日に向けて準備したいと思います。

5,500人以上の方が集まってくださったホームアリーナで勝利を届けられず、本当に悔しい思いでいっぱいです。
明日はまた違うゲーム展開になると思いますが、苦しい時間帯でも自分たちのプレーを遂行するメンタリティの部分も含めて、しっかり準備をして明日もう一度戦います。

#4 寺園脩斗選手コメント

PG

寺園脩斗

明日は今日のような入り方を絶対にしない。明日は皆さんと勝利を分かち合いたい

今日の敗因は、確実に1Qの入り、スタートダッシュで古川選手にシュートタッチを取られたことだと思っています。
自分たちのスカウティング以上のパフォーマンスを出されてしまい、パンチをくらったような状況でした。
流れを切るためにファウルなどでストップすべきでしたが、それもできず、ずるずると相手のやりたいことをやらせてしまいました。コート上に出ていた5人がやれたことは必ずあったと思います。
明日はゲームプランの変更もあると思いますが、まずは今日のような試合の入りを絶対にしないぞという強い気持ちで臨みたいと思います。

ただ今日は、セカンドチームが試合の流れを作ってくれ、最初の5人がダメでも、次の5人が流れを作って、チーム全員でバウンスバックできることが分かった試合でした。
一人一人の役割をコートで遂行することが今シーズンの目標でもあり、点差を縮められている時間帯はそれができているので、これを40分間、あと59試合続けることが大事だと思いますので、自分たちを信じて戦っていきたいです。

Q.本日は多くの方が会場に足を運んでくださいましたが、そのことについて。
苦しい入りになりましたが、選手全員が絶対に勝たないといけないという思いで、諦めずに戦うことが
できました。
間違いなく、皆さんの声援が背中を押してくれて、最後まで粘ることができたと思っています。 試合後、チームでも「明日勝たなければいけない」と全員で話しました。
明日、応援してくださっている皆さんと勝利を分かち合えるように頑張ります。

#15 島谷怜選手

PG

島谷怜

このパフォーマンスを続けることが大事。持続させられるように頑張りたい

今日は入りの段階で、相手のやりたいことをやらせてしまい、そこで開いた点差が結果的に響いてしまいました。
一桁点差まで追い上げた時間帯もありましたが、そこでもうひと頑張りできなかったことが敗因だと思います。

Q.新チームになって初めてのゲーム。昨年よりも自信をもってプレーしているように見えましたが
自分に求められる役割や責任は昨年よりも大きくなっていると思っているので、その分昨年よりは自分への自信は持てているのではないかと思います。
今日は14得点でしたが、自分の持ち味は得点面以外の部分にもあると思っています。
このパフォーマンスを続けることが何よりも大事なので、持続させられるように頑張りたいです。

Q.今日のオフェンス、ディフェンスに対する評価を教えてください。
相手に離された時、思い切ってシュートを打てたのは良かったと思います。
ディフェンス面では、ボールプレッシャーをかけることが自分の役割の一つなので、そこに関してはできていた時間帯も多かったと思います。

チームのオフェンス面に関しては、タフショットが多くなる時間帯も多かったので、ボールマンを孤立させず、チームの規律のもとに連動性を持たせた中でシュートシーンを作ることをより意識したいと思います。

GAME HIGHLIGHTS

10/7(土) 秋田戦GAME1 試合ハイライト

2023-24シーズン初戦は秋田ノーザンハピネッツとの対決。
入りに秋田#51古川のペースに引き込まれて大量失点を背負うも、ルーキーの道産子PG#15島谷が攻守ともに牽引。
2Qからはチームディフェンスで相手を封じ、ロースコアに抑えながら猛追していく。
一時#21ウィリスジュニアの連続得点などで5点差まで詰め寄るが、秋田も譲らず決め返して逆転には至れず、59-69で悔しい黒星スタートとなった。

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