B.LEAGUE 2022-23シーズン 第35節 仙台戦GAME2 試合レポート

1Q
互いに譲らず拮抗した滑り出し

互いに激しく点を奪い合い、立ち上がりから拮抗した展開となる。
#45ブースらに立て続けにアウトサイドからの得点を許してややペースを握られるも、タフなディフェンスで対抗する。
積極的にアタックを試みるも、ゴール下での激しい守備を受け得点が停滞しリードを奪われるが、#0橋本の3PTなどで喰らい付き、18-21の3点ビハインドで1Q終了。

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2Q
ディフェンスで我慢して徐々にリードを奪う

#15島谷らのディフェンスで相手をタフショットに追い込むと、速い展開から#13フローリングがゴール下で得点し同点に。
その後も互いに譲らず点を重ね合いクロスゲームが続くが、#21ロングが内外から連続得点を決めて一歩リードを奪い、41-35と6点リードで前半終了。

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3Q
泥くさいプレーから流れを引き寄せ二桁リード

立ち上がりは仙台#91片岡の3PT、セカンドチャンスなどから得点されるが、#21ロングのダンクショット、#12モータムのアタックで対抗してリードを維持。
ルーズボールやディフェンスなど泥くさいプレーから流れを引き寄せると、#21ロングのインサイド、アタックから獲得したフリースローなどで点を積み上げ二桁リードに。
#0橋本がB1個人通算2,000得点となるステップバック、桜井の3PTなどで16点差のリードを作り、66-50で最終Qへ。

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4Q
最後まで集中した戦いを見せホーム最終節を2連勝で終える

入りはタフショットや3PTで猛追する仙台と得点の取り合いとなり、ファウルが嵩みやや重たい流れとなるが、攻めの姿勢を失わず#0橋本のフェイダウェイ、#15島谷のスクープショットなどで加点して点差を広げ一時20点リードに持ち込む。
終盤、仙台#25トーマス、#45ブースにバスケットカウントを沈められるも、#2ラモスや#21ロングのアタックで流れを確実なものとし、86-74でホーム最終節を2連勝で終えた。

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小野寺龍太郎HC代行 コメント

HC代行

小野寺龍太郎

声援がチームの背中を押す大きな力に。改めて皆さんに感謝します

今日はGAME1から戦術面を大きく変えることはせず、一つ一つのプレーの精度、ディフェンスの強度、ボールムーブなど、自分たちの基礎となるプレーの遂行レベルを高くしよう、という話をして臨みました。
昨日よりも選手たちのコミュニケーションやディフェンス強度もステップアップでき、良い流れで後半に入り、それを最後まで続けられたと思います。
今日は今シーズンの中でも内容の良いゲームの一つになりました。

これまでは、自分たちのやりたいバスケを部分的にはできても、それを40分間継続できなかったことが課題でしたが、今日はメンバーを交代しても最後まで継続できたことが大きな勝因になったと思います。
ホーム最終戦ということもあり、選手たち個々のメンタルの部分やモチベーションを高い状態でキープできていたのも、最後まで集中力を切らさずに戦えた要因でした。

また今節、非常に多くの方が会場に駆けつけてくださいました。
昨シーズンとは違い、声援が聞こえる環境というのはチームにとって大きなプラスであり、大きなホームアドバンテージだと感じています。
皆さんの声援がチームの背中を押す大きな力になっていました。
自身も北海きたえーるで試合をするのが好きですし、選手たちもホームの力を感じてプレーしていたと思います。
改めて、ファン、ブースターの皆さんに感謝いたします。

今季最終戦となる秋田との2試合も、これまでと変わらずに良い準備をしたいと思います。
ここからさらにチームとして積み上げて、良い形でシーズンを終えられるようにチームで臨みたいです。

#0 橋本竜馬選手 コメント

PG

橋本竜馬

ホーム最終節を連勝で終えて、勝って帰ってもらうことができて本当に良かった

昨日勝利したことで、今日はよりタフな試合になると思っていました。
昨日の後半はファストブレイクからの失点が目立ちましたが、今日はそれを止めるために試合前に確認をして、全員がしっかりと戻ることで今日はファストブレイクポイントを4点に抑えることができました。
昨日の課題をしっかり改善したことで、相手のアドバンテージを消せたり、プレーの強度を上げることで試合に勝てる、ということを教えてもらえた試合でした。
ホーム最終節を連勝で終えて、皆さんに勝った試合からお帰りいただけて本当に良かったです。

Q.B1個人通算2,000得点達成について
ホームの皆さんの前で記録達成できたことを嬉しく思います。
これまでの積み重ねが2,000得点という節目の記録に繋がっていると思うので、また次に向かって進んでいきたいと思います。

Q.今シーズンを振り返って
指揮官が小野寺HC代行に代わってからバスケに対する考え方などに変化が生じた中で、そこにチームが早い段階でアジャストでき、少しずつ勝ち星を掴むことができるようになりました。
佐古前HCに教えられたものも多く、佐古さんが大切にしてきたものに対して後になってからチームで気付けたこともありました。
物事には必ず道筋があって、それを辿ることで成長できたり、チームが良い方向に向かっていくことを学んだシーズンとなりました。
振り返ってみるとチームとして苦しい時期もありましたが、色々な出来事によって良い方向に進むことができましたし、佐古さんが残してくれたものにも気付くことができたと思います。

今シーズンは残留を目標にし始めてからチームの勝ち星が増えていきましたが、最初からコンスタントに勝利を重ねることが必要です。
レバンガに限らず、どのチームもそうだと思いますが、ベクトルや疑問点は常に自分たちに向けて、できるだけ早い段階で自分たちの流れを作り、勝ち星を重ねていけるチームになっていかなければいけません。
今シーズン積み重ねてきた良い部分は、これからも大事にしてやり続けていくことが重要だと思います。

B.LEAGUE 2022-23シーズン 第35節 仙台戦GAME2 試合ハイライト

2022-23シーズンホーム最終戦を勝利で飾りたいレバンガ北海道と、負けると地区最下位に転落する仙台との負けられない戦いは、1Q仙台の勢いと思い切りの良い外角のシュートを決められリードされるも、2Q強度の高いディフェンスからオフェンスにもいい流れが生まれ、リードして前半を終える。

3Q以降は前日の反省を活かし、相手に追い上げられそうな展開も、ディフェンスからいい流れのオフェンスに繋がり、ベンチから出てくる選手たちもそれぞれの役割を果たし、リードを拡げ、4500人以上のブースターの前で勝利を収め、地区7位に浮上。

残すはAWAY秋田戦の2試合のみ。

Go!LEVANGA!!

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