B.LEAGUE 2022-23シーズン 第29節 仙台戦 試合レポート
1Q
ロングがゴール下で奮闘。互角の立ち上がりに
出だしから#21ロングがペイントで強さを見せて先行するが、ターンオーバーから流れを掴みきれず重たい立ち上がりとなる。
中盤は仙台にオープンをつくられ3PTなどで追い上げられて逆転を許すが、#15島谷をはじめタフなディフェンスで流れを渡さず19-20で1Q終了。
4Q
重たい流れをディフェンスで打開し逆転
アタックからフリースローを獲得して加点するも、フィールドゴールの確率が上がらず重たい流れが続く。
内外からバランス良く得点する仙台に徐々に離されるが、スティールからのファストブレイク、#2ラモスのアタックなどで流れを打開し30-32でオフィシャルタイムアウトへ。
その後ディフェンスから流れを引き寄せ、#12モータムの3PTなどで逆転に成功し、39-36と僅かにリードして2Q終了。
3Q
我慢の時間帯が続きビハインドで最終Qへ
入りの4分間は相手を無得点に抑え、#7中野の3PTでリードを広げるが、仙台#14青木のAND1などで再び追い上げられてどちらに転ぶか分からない展開となる。
思うようにシュート確率が上がらず我慢の展開が続く北海道は、仙台のフリースローで追いつかれて同点に。
終わり際、#25トーマスに押し込まれて一歩リードを許し、51-54で3Q終了。
2Q
自分たちの流れに引き込み白星を掴む！
立ち上がりは仙台に連続得点を許すが、タイムアウトで嫌な流れを断ち切ると、アタックで加点し仙台を猛追する。
#15島谷のアタック、#12モータムの3PT、#21ロングのAND1と続いて逆転し、攻守ともに高いインテンシティでリードを維持。
終盤は#21ロングがゴール下で強さを見せて連続加点して仙台を振り切り、82-74で勝利！
小野寺龍太郎HC代行コメント
小野寺龍太郎
ディフェンスの強度を落とさず、リバウンドも全員で戦えたことはチームの成長
前節連敗してしまい、チーム全員が勝ちたい意識を高くもって今日の試合に臨んでくれたことが粘り強く逆転して勝ち切れた要因だったと思います。
内容に関しては、相手の外国籍選手によるオフェンスの脅威を最小限にすることと、セカンドチャンスを与えずに失点を抑えられたことが良かったです。
後半、ファウルトラブルもあり相手に流れを渡してしまった時間もありましたが、インサイドのロング選手、フローリング選手がしっかり相手のインサイドを1on1で止めてくれたことが大きかったと思います。
そのほかの選手たちも、ディフェンスの強度を落とさず、リバウンドも全員で戦えたことはチームの成長を感じられた試合になったと思います。
前節、たくさんのブースターの方に悔しい想いをさせてしまいましたが、今日も変わらず温かく大きな声援をくださり、本当にチームの力になりました。
これからも変わらず、上位チーム・下位チーム関係なく、目の前の試合に勝利するためにいい準備をすることと、内容にも結果にもこだわって皆さんに一つでも勝利をお届けできるように頑張っていきたいと思います。
#21 ショーン・ロング選手コメント
ショーン・ロング
苦しい時間もあったが、全員で我慢して粘れたことが今日の勝因
先週末の試合が非常に悔しい結果だったので、悪い流れを変えるために強い気持ちで臨んだ結果、全体的にいいプレーができたと思います。
苦しい時間もありましたが、全員で我慢して粘れたことが勝因だったと思います。
後半、自分を信じて長い時間プレーさせてくれた小野寺HC代行や、自分を信じてボールを回してくれたチームメイトに感謝したいですし、声援を送り続けてくれたブースターの皆さんを含め、全員で勝ち取った勝利だったと思います。
シーズンも終盤となりチームのシステムやコミュニケーションも理解を深めている中で、まずはチームのルールを遂行しながら、そのうえで自分をどう出していけるかを考えてプレーすることが重要だと思っているので、そういったプレーを次の試合でも増やしていきたいと思います。