B.LEAGUE 2022-23シーズン 第27節 A東京戦GAME1 試合レポート

1Q
攻守ともにアグレッシブな入りでリードを奪う

立ち上がりから#4寺園、#7中野らの積極的なアタックで加点し早い展開から得点を取り合う試合運びに。
#21ロングがゴール下で強さを見せ得点を重ね、中盤からは#66松下、#0橋本を投入。
寺園のフリースローでリードを奪い、#2ラモスのブザービーターでチームに流れを引き寄せると、橋本のテイクチャージなどアグレッシブなディフェンスで相手を牽制し、#0橋本、#8高橋のフローターなどでリードを維持し19-23 で1Q終了。

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2Q
相手の高いインテンシティに流れを奪われる

ディフェンスの強度を上げたA東京に対し思うようなオフェンスに繋げられず、最初の3分間は無得点に終わる重たい立ち上がりとなる。
6:42 #2ラモスのアシストからアリウープで#21ロングが得点、さらに#4寺園のアタックで得点を動かすが、ここからA東京#9安藤や#1コブスらに高確率でシュートを沈められ、試合の流れはA東京ペースに。
その後リードを許すも、#0橋本のプルアップ、#12モータムのジャンパーで喰らい付き、3点ビハインドで前半終了。

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3Q
大量ビハインドを背負い苦しい展開に

立ち上がりからローテーションのずれを突かれてA東京に連続得点を許すが、#2ラモスのフローター、#21ロングのブロックショットなどで応戦し、#4寺園のアタックなどで再び追い上げ両者譲らぬ点の取り合いに。
しかしその後、ターンオーバーなどからチャンスを掴めず、ファウルも嵩む北海道は我慢の時間帯が続き、5:08には二桁ビハインドを背負ってしまう。
なんとか自分たちのペースを取り戻したいところだが、相手の勢いを止めることができず、A東京にビッグクォーターを許して最終Qへ。

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4Q
最後までアタックを続けるも、相手の波に飲まれ悔しい敗戦

入りに#11サイズ、#1コブスらに連続得点され20ビハインドに。
その後ファストブレイクから#2ラモスがスコアし喰らいつくが、A東京の高確率な得点に対し点差を詰められず苦しい時間帯が続く。
終盤、ペイントエリアで#13フローリングが連続得点し、#4寺園、#15島谷らのアタックで意地を見せ何とか加点を続けるものの、A東京の激しいディフェンスと高い攻撃力を前に自分たちのバスケを展開させてもらえず、88-65で悔しい敗戦。

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小野寺龍太郎HC代行

HC代行

小野寺龍太郎

明日は自分たちが大事にしている部分をもう一度精度高く、徹底して臨みたい

前回、1月にアルバルク東京と対戦した時と同じような要素でやられてしまったゲームでした。
ターンオーバーとセカンドチャンスが勝負の鍵であり、その2つは特に気をつけなければいけなかったのですが、今日も19のターンオーバーから27失点、セカンドチャンスからは18失点しており、全体の失点の50%がこの2つの要素から出たものでした。

良くないオフェンスの終わり方や、A東京のフィジカルコンタクトに対してのイージーなターンオーバー、ボックスアウトの甘さが出てしまい、自分たちで敗戦に近付くような試合をしてしまったと思います。
またこれだけターンオーバーがあると攻撃回数に大きく差が出てしまうので、攻撃回数を失ったことも試合を分ける要因でした。
相手のコブス選手も想定以上のパフォーマンスでしたが、ここに対しても自分たちのルールの徹底や、ディフェンスのアジャストが必要だったと感じています。

明日の試合では、自分たちのオフェンスの終わり方はもちろん、リバウンド、ボックスアウトなどを徹底することで、今日とはまた違うゲームができるはずです。
自分たちが大事にしている部分をもう一度精度高く、徹底してやって臨みたいと思います。

#4 寺園脩斗選手

PG

寺園脩斗

自分たちが追い求めているのは勝利。今日の反省点はすぐ修正し、明日に繋げる

今日の試合は、1Qはディフェンスのエナジーを高く持ってゲーム臨むことができ、リードもできて良い入りだったと思います。
ただ2Q以降、A東京のディフェンスの強度、チームルールの遂行力に対して自分たちが我慢できず、ターンオーバーから崩れてしまいました。
ターンオーバーになった後もディフェンスで我慢できず、コブス選手への対応やチームルールのを徹底ができず、1Q以外は良い流れを持ってくることができませんでした。

個人的な振り返りとしては、自分の持ち味はスピードなので、今日はその部分を活かして縦にアタックし、相手のディフェンスを崩すことを意識していました。
明日はもっとペースコントロールやボールを動かしていくことなどを意識したいと思っています。

今日は大敗となりましたが、チームとしての雰囲気は前向きですし、全員がこのチームをB1に残したいという思いでやっています。
自分たちが追い求めているのは勝つことなので、今日の反省点はすぐに修正し、明日に臨みたいと思います。

B.LEAGUE 2022-23シーズン 第27節 A東京戦GAME1 試合ハイライト

前節勝利の勢いそのままに勝ち星を重ねたい北海道は、出だしからアグレッシブな攻守を展開し、同地区2位の強豪・A東京を相手にリードを奪う試合展開に。
2Q、A東京にアジャストされ得点ペースを落とし逆転を許すが、橋本のプルアップやモータムの3PTでなんとか喰らい付き、3点ビハインドで前半を終える。
しかし後半、相手の強力な得点力とフィジカルにターンオーバーを誘発され、セカンドチャンスからも加点を続けられると、好調なコブス、サイズらに大量得点を許しビッグクォーターを許してしまう。
なんとか落ち着きを取り戻したいところだが、相手を止め切ることができず20点ビハインドを背負い、寺園、島谷らのガード陣のアタックやフローリングのペイントプレーで最後まで喰らいつくも巻き返せず、88-65の悔しい敗戦となった。

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