2020年 新年のご挨拶
レバンガ北海道を応援いただいている皆様へ
新年、明けましておめでとうございます。
2019年は、クラブとしての最低限の目標であった3期連続黒字化こそ達成することができましたが、チームとしては過去最低のレギュラーシーズン10勝50敗、リーグ記録となる22連敗、残留プレーオフ進出など、非常に厳しいシーズンでありました。
最終的にたくさんの方々のご声援とご支援、ご協力を賜り、残留プレーオフで勝利して、今シーズンもB1の舞台で戦えることは、ひとえに皆様のおかげと心より感謝申し上げます。
2019-20シーズンに関しては、「変わレ」のスローガンのもと、クラブ創設以来初の開幕戦勝利、そこからの4連勝や、Bリーグになってからこれまで未勝利であった千葉ジェッツに勝利するなど、チームは少しずつではありますが、変わってきていると思います。
ここまで26試合を消化し11勝15敗と、昨シーズンと比較すると、すでに昨季の勝利数を上回っていることからも、後半戦はさらに期待していただけるチームになっていくことと思います。
2020年は自国開催のオリンピックイヤーであり、バスケは男女ともに出場権を獲得、そしてBリーグオールスターが北海道で開催されます。
まさにバスケ熱が高まる2020年。
北海道からバスケットボールを通して「ガンバレ」を届けられるよう、チームは勝利するシーンをお見せできるよう頑張りますし、フロントは勝敗に関わらず楽しんでいただける環境を創り上げていきたいと思いますので、今後も変わらぬご声援をよろしくお願いいたします。
また、個人的なことになりますが、2019年1月5日にトップリーグ通算10,000得点を達成することができました。
これまでの現役生活で積み重ねてきた数字は、自分だけでは達成できるものではなく、チームメイトや監督・コーチ、相手チームなどのおかげであると思いますし、何よりこの記録を達成できた一番の要因は、どんな時でも自分のシュートや得点を喜んでくれるブースターの方々がいたからであり、その声援がなければ現役生活はもっと短いものになっていたと思います。
今シーズンで引退するということを決めて、27季目となる最後のシーズンも残すところ約半分となりました。
あと34試合、それ以上戦えることを目指して、変わらず、自分の役割を全うし、チームの勝利に貢献することと、応援してくださる方々のためにプレーするということを最後まで続けていきたいと思っています。
2020年、まずは北海道でのオールスターを成功させ、シーズン後半戦へ巻き返しを図り、CS進出を諦めることなく、クラブ一丸となって進めてまいります。
本年もより一層の『全緑応援』を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
株式会社レバンガ北海道
代表取締役社長 折茂武彦